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工夫して計算してみて!「99×35」→5秒でチャレンジ!

  • 2024.11.21
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単純な計算問題でも、少しの工夫をするだけで一瞬で答えを出せることがあります。

今回は、計算の工夫の仕方について解説をします。

問題

次の計算をしなさい。
99×35

ただの掛け算ですが、「分配法則」を利用することで簡単に計算可能になります。

慣れるとすぐに答えが出せるはずですよ。

解説

今回の問題の答えは「3465」です。

また、途中の計算は次のように考えることができます。

  99×35
=(100−1)×35
=100×35−1×35
=3500−35
=3465

どのように計算をしたのか、順に解説をしていきます。

まず、「99」を「100−1」と考えます。

すると、「(100−1)×35」という式になります。

ここで「分配法則」を利用しましょう。

<分配法則>
(A+B)×C = A×C+B×C

カッコの中の数に、それぞれ掛け算を配るように計算します。

すると、「(100×35)−(1×35)」となりますね。

「100×」や「1×」の計算であれば、暗算でもできるのではないでしょうか。

100×35=3500
1×35=35

最後にこれらを引き算すると、答えは「3465」となります。

このように、「99を100−1と考えて、分配法則を利用する」ということに気が付けば、簡単に計算することができます。

特に「×100」「×1000」などのように、キリのいい数の掛け算をつくることで暗算が可能になりますね。

まとめ

「分配法則」は計算の工夫だけでなく、数学のさまざまな場面で利用します。

うまく活用することで、簡単に、そして正確な計算が可能になるので、ぜひ使いこなせるようになりましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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