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どこから計算するのが正解?!「6+(4+3×2)÷5」

  • 2024.11.17
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スマホの電卓機能が普及したことで、簡単な計算も電卓に頼ってしまっていませんか。

今回は、間違えやすい計算問題に取り組み、正しい理解ができているか確認してみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
6+(4+3×2)÷5

さまざまな符号が混じっているので、一見すると複雑ですが、落ち着いて考えましょう。

解説

今回の問題の答えは「8です。

また、途中の計算式は次のようになります。

  6+(4+3×2)÷5
=6+(4+6)÷5
=6+10÷5
=6+2
=8

計算のポイントを順に確認していきましょう。

まず、カッコや四則(足し算・引き算・掛け算・割り算)が混ざった計算は、次の順に計算しなければなりません。

(1)カッコ内の計算
(2)掛け算・割り算の計算
(3)足し算・引き算の計算

今回の問題では、カッコ内の「4+3×2」から計算します。

カッコ内には、さらに足し算と掛け算があるので、掛け算→足し算の順で計算しましょう。

  4+3×2
=4+6
=10

カッコ内の計算をしたことによって、元の式は「6+10÷5」となりました。

こちらもまた、計算の順序にしたがって割り算から計算します。

  6+10÷5
=6+2
=8

以上より、今回の問題の答えは「8」となります。

まとめ

長い計算式も、それぞれの部分に分解をして考えると、簡単な計算の組み合わせです。

電卓ばかりに頼るのではなく、たまには暗算にチャレンジしてみましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

監修:株式会社かえでプロダクション(公式HP

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「編集技術で過去と未来をつなぐ」小学生・中学生・高校生の学習用教材を執筆・編集・校正する編集専門のプロダクション。英語・算数/数学・国語・理科・社会の主要5科目のテキストやドリル、テストや模試、デジタル系の教材など幅広く制作。教材からできる教育を目指し、教育業界を支える会社。会社独自の福利厚生が充実しており、社員が働きやすい環境を整え、新しい働き方で第三者機関から認定を受けている。


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