“どうしても苦手だった給食”400人に聞いたら…「クジラ」「レバー」を抑えた１位は？「匂いがだめでした」「ぬるいのが苦手」

2024.10.28

小学校の給食は毎日栄養の高いものが出されて本当にありがたいものですが、「どうしても食べられなかったメニューがある」という思い出はありませんか？

好き嫌いからくるものはもちろん、普段は食べられるけど給食だとNGだったり、この食べ合わせがダメなど様々な理由があるようです。

給食の場合は食べられるまで居残りさせられたなど、苦い思い出として残っている方も多いかもしれません。あなたは給食で食べられないメニューはありましたか？

そこで今回は、「どうしても食べられなかった小学校の給食メニュー」についてアンケートを実施！すると400件の応募があり、さまざまなエピソードが寄せられました。

給食で苦手だったメニューベスト3は？

小学校の給食でどうしても食べられなかったメニューがあるという方を対象にアンケートを実施し、その理由を聞きました。

まずは、特に多かった3つのメニューをエピソードとともに紹介します。

3位「クジラ」10票

第3位はクジラを使った給食のメニューです。竜田揚げにして出されることが多かったようですが、その独特な食感や匂いが苦手という声が目立ちました。

当時、給食でクジラの竜田揚げが出ていました。クジラと聞いて、すごいなあと子どもながらに思っていましたが、いざ食べてみると、固くて食べにくく、最後まで残っていた一品でした。
（40代女性・パート・千葉県）

クジラのカツです。においと感触が苦手で人気メニューだったので嫌いとは言えずこの日は辛かったのを覚えています。
（50代女性・専業主婦・近畿地方）

クジラの竜田揚げが出たが独特の臭みがあって、揚げているので唐揚げっぽく食べられるのかと思いきや、一つひとつがとても大きくて、なかなか味が濃くて食べにくかったです。
（20代女性・会社員・東京都）

2位「レバー」18票

第2位はレバーを使ったメニュー。こちらも揚げ物の他に、炒め物として出てくることが多かったそう。血のような味が苦手という声が多く上がっていました。

見た目は唐揚げかと思い、大きく口に入れたてみるも血の味と、なんともいえない食感に絶望した記憶があります。今は大好きです。
（20代男性・会社員・静岡県）

レバーの食感や香りが苦手で周りも好きな人があまりおらず、みんなでいやいや言いながら休み時間が減るのは嫌ですが、少しは鼻をつまんで食べて後は残していました。
（20代女性・看護師・熊本県）

栄養があるのはわかりますが、唐揚げにしてまでレバーを入れてくるのが嫌でした。まずレバー自体が初めてでめちゃくちゃ苦労して食べたのを覚えています。
（40代男性・会社員・三重県）

1位「牛乳」22票

第1位は牛乳！給食の定番でほぼ毎日出てくる牛乳ですが、苦手な人が多いという結果に。

私が通っていた小学校の近くに給食センターがあるのですが近いがために配達される順番は一番最後になっているので、いつも牛乳がぬるいので苦手でした。
（40代男性・無職・大阪府）

小さい頃から牛乳が苦手で匂いがだめでした。当時残すことが基本だめでしたので鼻をつまみながらなんとか飲み切りました。
（30代男性・サービス業）

お腹の調子が時々悪くなるので牛乳は苦手でした。
その頃はあまり美味しいとも思えなかったので、牛乳には手をつけずにほとんど残していました。
（30代女性・パート・大分県）

少数派のコメントも紹介

他にもさまざまなエピソードが寄せられていました。珍しい給食のメニューに苦戦した声や、定番人気のメニューでも給食だと無理だったという意見などを紹介します。

カレー

給食のカレーは独特で、野菜も大きめにカットされているので苦手でした。本来は辛口が好きなのですが、給食のカレーは甘口で、カレーがメニューの日にはなんだか憂鬱になりました。
（40代女性・自由業・広島県）

カレーは大人気メニューかと思いきや、苦手だったという方から「入っている肉が脂身ばかりで気持ち悪かった」「グリーンピースがたくさん入っていて嫌だった」「甘口すぎて苦手だった」というコメントも寄せられていました。

ジューCご飯

ある日メニュー表に「ジューCご飯」とありみんなで何これ？とザワザワしていたのですが、出てきてみたらオレンジジュースで炊いたご飯でした。
妙な甘ったるさと酸味があって、作ってくれた人には悪いのですが殆ど食べられず、過去最高レベルでみんなが残してしまい、それ以来一度も出ませんでした。
（40代女性・主婦・東京都）

おでんの巾着のかんぴょう

大体の給食は1,2番に食べ終わってたんですが、かんぴょうが子供心にヒモとしか思えなくて、えづいて食べられなくて初めて掃除の時間まで食べさせられました。
（40代女性・専業主婦・兵庫県）

キウイフルーツ

どうしてもフルーツが苦手で食べられないのですが、食べるまで席を立ってはいけないと言われ、他の子が掃除している中、食べさせられ、結局、帰りの時間を過ぎても食べられず、居残りをさせられ、先生がいいと言うまで立つことも許されませんでした。
（30代女性・専業主婦・神奈川県）

ちくわの揚げ物

練り物特有の加工品の味が苦手で、口に入れることすら難しかったのですが、食べるまで帰してもらえず、放課後のかなり遅い時間まで担任の先生と1対1で居残りをさせられました。それが原因か、今でも食べられません。
（40代女性・会社員・東京都）

あら汁

魚の目が怖かったのと、生臭い臭いが苦手で食べられず居残りさせられました。今でも克服できず食べられません。
（20代女性・看護師・北海道）

ししゃも

ししゃものタマゴが気持ち悪すぎて食べることができませんでした。オスのししゃもが低確率でいると知ってから、毎回祈ってました。
（20代女性・無職・東北地方）

あなたはどうしても食べられなかった給食のメニューはありますか？

食べられなかったものの上位にはレバーやくじらを使ったメニューがランクイン。独特な食感や匂いがあるため、食べられなかったという声が多いのにも頷けます。

そして堂々の1位は「牛乳」でした！確かに振り返ってみると子どもの頃は好き嫌いが分かれていたかもしれません。「匂いがだめ」「お腹の調子が悪くなる」「ご飯との組み合わせが気持ち悪い」「ぬるいのが苦手」といった理由が挙げられていました。

ほぼ必ず出てくる牛乳が苦手だったという人は、給食の時間は大変だったかもしれませんね…！

成長期にある子どもたちの発達のため、栄養バランスのとれた食事を提供し、食育もおこなってくれるありがたい学校給食。

ですが、中にはどうしても口にするのが苦手というメニューがあるのも避けられません。完食が義務付けられていたため居残りさせられたり、こっそり持ち帰ったり、友人に食べてもらったりしていたというコメントもありました。

きちんと食事をすることや栄養をとることの大切さを教えるのは非常に大切ですが、「どうしてもこれだけは…」は許してもらえるとありがたいですね…！

※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法：インターネットサービスによる任意回答（記述式）
・調査期間：2024/10/21～2024/10/23
・調査対象：全国／18歳以上／性別不問
・有効回答数：400