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第2話にして“衝撃のラスト”…予想外の急展開に視聴者から期待の声続出「楽しみ過ぎるだろ」「好きなやつ」 

  • 2025.4.24
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(C)青山剛昌/小学館/真・侍伝YAIBA製作委員会

青山剛昌による漫画を原作とした現在放送中のTVアニメ『真・侍伝 YAIBA』。第2話では、鉄 刃(くろがね やいば)と鬼丸猛(おにまるたけし)の勝負が勃発し、因縁のライバル関係が浮き彫りに。力を欲した鬼丸が封印されていた風神剣を抜くラストの展開によって視聴者を引きこんだ。また、舞台を現代にするという約30年前の原作との変更点に、SNSでは「令和を感じた」との声が。

風神剣の力によって鬼のような姿に……ダークサイドに堕ちる鬼丸

学校で鬼丸に勝負を挑む刃だが、軽くあしらわれてしまう。完全に舐めている鬼丸にカチンときた刃は竹刀を振るうものの、簡単によけられたうえに反撃され、階段から転げ落ちてしまう始末だ。すると、刃の逆襲が始まった。

剣道の防具を盗んだ刃は置き手紙で挑発し、さまざまなトラップを仕掛け、鬼丸を翻弄する。最後には深く掘られた落とし穴に落とされ、ローラーで蓋をされ閉じ込められてしまう鬼丸。刃の仕返しは少しやりすぎにも感じるが、マイルドな表現が多くなった現代とは違う約30年前の作品らしさがよく表れているように思う。

刃と鬼丸の因縁がついたところで、2人は東京にある浅草・雷門前で勝負を始める。一進一退の攻防は街を巻き込み、人力車にへばりついたり、バスの上に乗ったりやりたい放題。360度グルグルとアングルが動き回り、アクションシーンとしての見ごたえもばっちりだ。そして、鬼丸の頭に一本食らわせたことで刃が勝利する。

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(C)青山剛昌/小学館/真・侍伝YAIBA製作委員会

刃に負けた鬼丸は、おちょくる刃の悪夢を見てしまうほどくやしさを隠しきれない。「もっと力をつけなければ……」すると、家の地下につながる階段を発見する。地下では、絶大な力を持つ風神剣が地面に刺さっていた。何者かの声によって導かれた鬼丸は風神剣を引き抜き、封印を解いてしまう。風神剣を手にした鬼丸の頭には、鬼のような角が生えていた。

力を欲した鬼丸が風神剣を抜き鬼のような見た目になってしまうラストについてSNSでは「ええーー?!なラストでした」「鬼丸がヤバいことになってて次回が楽しみ過ぎるだろ」「これ好きなやつだ!!!!ってなったわ」「衝撃的」との声があがった。

舞台が現代に!話題を呼んだ約30年前の原作との“変更点”

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(C)青山剛昌/小学館/真・侍伝YAIBA製作委員会

『真・侍伝 YAIBA』の第1話世界最速上映会にて、蓮井隆弘監督は「約30年前の原作を今アニメにさせていただくということで、馴染んでもらうためにまずやったこととして舞台を現代にさせてもらってます」と再アニメ化するにあたって一番こだわったポイントを語っている。

実際、冒頭で鬼丸が姉にメッセージを送るシーンでは、スマホを使っている。浅草での刃と鬼丸の勝負を見ても、建物や周囲にいる人々のファッションが現代のものになっているのが見受けられる。また、第1話では刃たちが東京に戻ってくる場面で、建ち並ぶ高層ビルやスカイツリーの描写があった。現代を象徴する街並みのカットによって、舞台が再構築されていることを表しているのだ。

作中の時代が現代に変わっていることに対してSNSでは「スマホ使ってる!?時代は現代に合わせたのね」「やはり時代背景は今になってるな」「1話ではスカイツリーが出てきてる」「昭和と令和の差」との声があがった。

鬼丸が風神剣の力を手に入れ、今後の展開の興味をそそった第2話。SNSでは「次回も楽しみすぎる」「YAIBAやっぱり今期の覇権だろ」「期待以上のクオリティで大満足っっ」との声が。『真・侍伝 YAIBA』は、作中の舞台を現代に変更したことによって、昔の作品特有の“馴染みのなさ”の解消に成功しているのだ。


真・侍伝 YAIBA
ABEMAにて毎週土曜22:30より最新話を無料放送
[番組URL]https://abema.tv/video/title/2-29
【(C)青山剛昌/小学館/真・侍伝YAIBA製作委員会】

ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari