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大人が意外と解けない算数「7×7−7−7−7÷7」5秒で解ける?

  • 2024.9.7
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小学校で学習するレベルの計算でも、つい間違えてしまうことはありませんか。

日頃、電卓などを使って計算していると、いざ暗算をしなければいけない場面でやり方が分からなくなってしまうかもしれません。

計算方法を忘れてしまわないように、ぜひこの記事の問題に挑戦してみましょう!

問題

次の計算をしなさい。
7×7−7−7−7÷7

正しい答えを求めることができるでしょうか。計算の順序に注意です。

解説

今回の問題の答えは「34」です。

また、途中の計算は次のようになります。

7×7−7−7−7÷7
=49−7−7−1
=42−7−1
=35−1
=34

どのような点に注意しなければいけないか、確認をしていきましょう。

四則演算が混ざった式では、次の順に計算します。

<計算の順序>
(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・ひき算の計算

今回の問題では、「7×7」と「7÷7」の部分を優先して計算するということになります。

それぞれ「49」と「1」です。

すると、元の式は「49−7−7−1」となり、あとは引き算の計算ですね。

前から順に計算していくと、「34」が得られます。

計算の工夫

「49−7−7−1」の計算は、上記の解説では「前から計算」としましたが、工夫をすることも可能です。

計算はすべて引き算であり、
「7を引く」
「7を引く」
「1を引く」
と、三回の引き算をしています。

「7,7,1」の三つの数を引いているので、合計7+7+1=15を引くということになります。

そこで、次のように式変形をして計算してみましょう。

49−7−7−1
=49−(7+7+1)
=49−15
=34

引き算を三回繰り返すのではなく、引く数をまとめてしまい一回の引き算にしました。

引き算が苦手な方は、このような工夫がおすすめです。

まとめ

単純な計算力だけでなく、どのような工夫ができるかを考えることで、計算は速く・正確に行うことが可能です。

はじめは難しく感じるかもしれませんが、練習を積み重ねましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

監修:株式会社カルチャー・プロ(公式HP / インスタグラム

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「誠実なモノづくり」を信条とし、高い専門性を有する編集者が幼児から大人向けまで幅広い年代に向けての学習教材を制作する編集プロダクション。家庭や学校、塾などで日々使われている教材だけでなく各種テストや教養系の一般書などを制作。社会や教育を取り囲む環境の変化に対応するため、新しい技術にも着目し、教育業界の未来も模索しながら、下支えしている会社。社内はフラットに意見が言い合える雰囲気で、パートナー、クライアントからの信頼も厚い。


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