『おむすび』は、2024年9月30日から放送されているNHKの連続テレビ小説。平成元年生まれのヒロイン・結が、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”です。
今回は、10月30日(水)放送『おむすび』第5週「あの日のこと」(23)から話題となったシーンをSNSの声とともにご紹介いたします。
第5週「あの日のこと」(23)のあらすじ
永吉(松平健)の音頭で糸島フェスティバルの打ち上げの宴会が米田家で開かれ、ハギャレンのメンバーや永吉同様にホークスを応援する仲間など関係者が大勢集まる。結(橋本環奈)も翔也(佐野勇斗)とともに参加するが、歩(仲里依紗)は参加せず自分の部屋に閉じこもる。台所では佳代(宮崎美子)たちが郷土料理・そうめんちりを料理するが、愛子(麻生久美子)は糸島に移住した時のことを思い出す。(出典:NHK連続テレビ小説「おむすび」公式ホームページ)
第5週「あの日のこと」(23)の視聴者が注目したシーンとは?
10月30日(水)放送『おむすび』第5週「あの日のこと」(23)で話題となったのは、どんなシーンだったのか?
それは、永吉が糸島から神戸に駆けつけたシーンです。
1995年、阪神・淡路大震災の発生から5日目。避難所にやってきた永吉は、幼い結(磯村アメリ)を見つけては抱き抱え、結から「おひげ痛い」と嫌がられます。長時間をかけて必死の思いで神戸にやってきたのでしょう。
親友の真紀(大島美優)を地震で亡くし、喪失状態の歩を目の当たりにし、永吉は聖人(北村有起哉)と愛子に糸島に帰ってくるように伝えます。神戸を離れられるわけがないと拒む聖人に永吉は、「娘と神戸とどっちが大事や!」と説得するのです。
神戸市役所の職員・若林(新納慎也)も、これから仮設住宅の建設が始まることを話しながら、「市としては、一人でも多く行き場のない人に住んでもらいたい。帰れる場所がある人はそっちに行ってもらったら助かります」と伝えます。
2004年に時は戻り、米田家で開かれた糸島フェスティバルの打ち上げで、愛子は思いついたら後先考えないで動く永吉の性格のおかげで、糸島への移住があったことを振り返るのです。
SNSでの声
放送後、SNSでは永吉の勇敢な行動に称賛の声が寄せられています。
後先考えず避難所に駆けつけた永吉さんがかっこ良すぎて泣けた
おじいちゃん、震災後すぐに来てくれてたけど、あの行動力を見るとやっぱり話のいくつかはホラではないのかもしれん…
また、多くの人がお互いに助け合う描写や震災の描写にもさまざまな声が集まりました。
今日いちドキッとしたセリフ「帰れる場所がある人には帰ってもらえると助かる」相手のための嘘でもあり、本音でもある。深すぎて胸が痛い。
タンスの下敷きで死ぬなんてとってつけたような描写とかいうポストが出る世の中になったのなら、今期朝ドラは歴史を紡ぐという点で正解だったと思う
神戸の震災も昨日の事のように思えるけど タンスの下敷きが信じられないとか言う人もいて もう歴史上の物語なんだな
まとめ
今回は第5週「あの日のこと」(23)で話題となったシーンについてご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか?
第24回では、舞台は再び2004年に戻り、結が聖人に呼ばれ、宴会で騒いでいるギャルたちとどこで知り合ったのか聞かれてしまいます。
NHK 連続テレビ小説『おむすび』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
NHKプラスで見逃し配信中
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