「今を生きる私たちの心にも響く」伊藤沙莉“ 寅子”の娘に対するセリフに“心打たれる”視聴者が続出　朝ドラ『虎に翼』

『虎に翼』は、2024年4月1日から放送されているNHKの連続テレビ小説です。このドラマは、日本で初めて女性として弁護士、判事、裁判所長を務めた三淵嘉子をモデルにしたオリジナルストーリーです。

今回は、9月5日(木)放送『虎に翼』第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?(114)」から、話題となったシーンをSNSの声とともにご紹介いたします。

第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?(114)」のあらすじ

昭和37年1月、原告のひとり、吉田ミキ(入山法子)が法廷に立つことを承諾し、広島から上京してきました。一方、星家ではのどか(尾碕真花)の態度に不満が爆発し、優未(毎田暖乃)が家を飛び出してしまいます。登戸の猪爪家に連絡したら大ごとになると考えた寅子(伊藤沙莉)はどうしたものかと頭を悩ませます。(出典:NHK連続テレビ小説「虎に翼」公式ホームページ)

第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?(114)」の視聴者が注目したシーンとは？

9月5日(木)放送『虎に翼』第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?(114)」で話題となったのは、どんなシーンだったのか?

それは、遠藤(和田正人)が優未にかけた名言です。

のどかを蹴り飛ばした優未は、星家を飛び出し、山田轟法律事務所に辿り着いていました。優未を優しく迎え入れる轟とその恋人の遠藤。優未は百合(余貴美子)の物忘れが酷くなっていること、のどかが世話をしないこと、そんなのどかを蹴り飛ばしてしまったことを打ち明け「でも、どうしても謝りたくない。おばあちゃんに疲れてるのはみんな一緒なのに…。それでも怒っちゃ駄目なの？」と相談します。それに遠藤はこう返します。

怒っちゃいけないことなんてないよ。
僕もね、許せない人や物事がたくさんある。ず〜っと怒ってる。
ただ、口や手を出したりするってことは、
変わってしまうってことだとは覚えておいてほしい。
その人との関係や状況や自分自身も…。
その変わったことの責任は優未ちゃんが背負わなきゃいけない。
口や手を出して何の責任も負わないような人には
どうか、ならないでほしい。

「分かった。考えてみる」と納得した優未に、事務所の前で話に聞き入っていた寅子は入ってくるや否や遠藤に拍手を送ります。

最も注目度が高かったのはココ！

「注目度」とは、テレビの前にいる人のうちテレビ画面に視線を向けた人の割合を表す指標です。こちらはテレビの視聴データ分析会社「REVISIO」（以下R社と表記）が関東・関西地域の家庭に人体認識技術を搭載したセンサーを設置し、24時間365日、注視データを取得して集計したもの。例えば「視聴率」の場合、テレビがついているかどうかで判断されますが、「注目度」の場合、ユーザーがテレビを注視しているかどうかで判断しているため、視聴率だけでは判断できない本当にユーザーに見られている番組が分かります！（出典：REVISIO Inc.）

 

9月5日(木)第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?(114)」で、最も注目度が高かったシーン：8時00分：注目度68.3％

この時間帯は朝の準備などでバタバタする時間ではありますが、毎話楽しみに放送を待つ『虎に翼』ファンの姿が目に浮かぶ結果に。いよいよ原告裁判の展開も終盤に差し掛かり、今後注目度はさらに上がっていくのではないでしょうか。

SNSでの声

放送後、番組公式アカウントでもこのシーンがピックアップされており、視聴者からは様々な声が寄せられています。

「素晴らしい言葉だなー。遠藤さん自身、いろいろ言われ続けてきたのだろう」

「同性を愛する事で遠藤さんも心無い言葉をたくさん投げ掛けられていっぱい傷ついて来たのでしょうね」

「遠藤さんの言葉は、今を生きる私たちの心にも響きますね」

「これは心に刺さる台詞が多い「虎に翼」のなかでも、出色だと思いました」

ほかにも、SNSでは優未の家での報を受けて寅子が猪爪家に連絡をするか悩んでいる際に現れた「イマジナリー猪爪家」がトレンド入りしていました。

まとめ

今回は第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?(114)」で話題となったシーンについてご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか？

原告側の被爆者である吉田ミキ(入山法子)の登場を経て、ついに判決が言い渡されようとしている裁判の行方は必見です。

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NHK 連続テレビ小説『虎に翼』毎週月曜〜土曜あさ8時放送 NHKプラスで見逃し配信中

※記事は執筆時点の情報です

※注目度データの出典： REVISIO Inc.