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「悲しいラスト」「重すぎる余韻」大河ドラマ、驚愕の展開に考察広がる…『光る君へ』第38話

  • 2024.10.10

吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜よる8時)の第38話「まぶしき闇」が10月6日に放送されました。
まひろ(吉高由里子)を訪れたききょう(ファーストサマーウイカ)は、『枕草子』から帝・一条天皇(塩野瑛久)の関心を奪った『源氏の物語』への思いを告白。一方、道長(柄本佑)は敦成親王を次の東宮にする考えを息子・頼道(渡邊圭祐)に打ち明けます。

まひろの物語を読んだききょうの思い

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『光る君へ』10月6日放送(C)NHK

光る君の物語を読んだというききょう(ファーストサマーウイカ)がまひろ(吉高由里子)の元へ訪れました。物語に引き込まれたと話すききょうは、独自の視点から物語の感想を伝え、まひろの知識の深さや物語を作る腕を褒めます。

ききょうは、まひろが物語を書いたきっかけについて「左大臣様にお頼まれになったのですか?帝のお心から『枕草子』を消してくれと。亡き定子様の輝きをなきものとするために」と踏み込んだ質問をします。まひろは「帝のお心をとらえるような物語を書きたいとは思いました」と答えますが、ききょうは「私は腹を立てておりますのよ、まひろ様に」「『源氏の物語』を恨んでおりますの」と容赦なく本音をぶつけました。
2人のやり取りに、SNSでは「火花バチバチ」「怖かった」「平安キャットファイト」と恐れを抱いた視聴者も多かったよう。また「感想は感想、恨みは恨みでハッキリ分けて告げる潔さ」とききょうの凛とした言動を絶賛する声も上がりました。

敦成親王を次の東宮にすべく動く道長

中宮・彰子(見上愛)と敦成親王に対する呪詛の形跡が見つかり、首謀者が伊周(三浦翔平)の縁者ということが発覚します。
道長(柄本佑)は息子・頼通(渡邊圭祐)を呼び出し、「我らがなすことは敦成様を次の東宮に成し奉ること」と断言。「家の繁栄のためではないぞ」と釘を刺し、「民のためによき政を行う」ため敦成様を東宮にするべきだと説きました。

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『光る君へ』10月6日放送(C)NHK

道長は、藤壺で彰子に甘える敦康親王(渡邉櫂)を見かけます。その後、自室で『源氏の物語』の光る君が藤壺に想いを寄せるシーンを読み、何かを思案する道長…。藤原行成(渡辺大知)を呼び出し敦康親王の元服の日取りを決めるよう言いつけました。物語を現実とリンクさせ政治を動かしてしまう道長に、SNSからは「一応それ、フィクションですからね」「フィクションに引っ張られて現実歪めちゃだめだよ」「影響受けすぎ」と多数突っ込みが入りました。

のぼりつめた道長の立場を目の当たりにしたまひろはー

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『光る君へ』10月6日放送(C)NHK

ついに道長と伊周が対面。伊周は「次の東宮は帝の第一の皇子、敦康親王様であるべきです」と述べますが、取り合わない道長。伊周は声を震わせながら「何もかもお前のせいだ!」とその場で呪詛を始め、強制的に退出させられました。
伊周との修羅場を偶然通りかかったまひろが目撃。道長としばらく見つめ合った後、まひろの目にはじわじわと涙が浮かびます…。SNSでは「悲しいラスト」「重すぎる余韻」「共犯のような関係だな」と声が上がり、2人がどんな思いで見つめ合っていたのか、さまざまな考察が飛び交いました。

NHK大河ドラマ『光る君へ』 毎週日曜よる8時放送
NHKプラスで見逃し配信中


ライター:あいな
関西在住のフリーライター。主にエンタメや保育についての記事を執筆しています。読書、ドラマ、アイドルが好き。日々育児に奮闘中です。