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大人が意外と間違える「6+4−8×2÷4」小学生の問題に挑戦!

  • 2024.9.9
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今回は、大人になってから目にする機会がめっきり減った計算問題に取り組んでみましょう。

大きい数字を使っているわけでも、難しい記号を使っているわけでもないのですが、立ち止まらずににスラスラと計算できるでしょうか。

計算の基本をしっかり復習して、思い出していきましょう。

正確に計算できるか不安なかたも、今回の解説で思い出せるはずですよ。

問題

次の計算をしなさい。
6+4−8×2÷4

計算をする順番がキーポイントになります。

解説

この問題の答えは「6」です。

計算問題は、ただ左から順に計算していけばいいというわけではありません。正しい計算の順番を確認していきましょう。

<正しい計算の順番>
(1)カッコの中の計算をする。
(2)掛け算と割り算を計算する。
(3)足し算と引き算の計算をして答えを出す。

今回の問題ではカッコは使われていないので、掛け算と割り算のまとまりの計算から始めていきます。該当する部分は「8×2÷4」です。

8×2÷4
=16÷4
=4

掛け算と割り算の部分の計算が終わったので、最後に足し算と引き算の計算をしましょう。

6+4−8×2÷4
=6+4−4
=10−4
=6

正しい答えを求めることができました。

「掛け算・割り算→足し算・引き算」の計算順序さえ守っていれば、計算する順番を入れ替えることが可能です。つまり、足し算と引き算の計算する順番を、楽になるように入れ替えることが可能というわけです。

先ほどの計算の二行目から振り返ってみると、

6+4−4
=4−4+6
=0+6
=6

のように、意図的に0を作り出すことで簡単に解くことができました。

まとめ

大人になると忘れがちな計算の基本ルールを、きちんと思い出しておきましょう。四則が混じった計算に取り組む場合は、計算順序のルールを覚えておくことが重要です。今回の記事でしっかりと復習し、その他の類似問題を繰り返し計算して、記憶に定着させましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):うおうお

数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。


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