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昭和48年に撮影された1枚 『看板』に「何か泣きそう」「堪らないです」

  • 2024.8.28

両親や祖父母が若いころに愛用していた日用品や服を手に取ったことはありませんか?それらは今の時代のように洗練されたデザインでないにもかかわらず、何とも言えない味があって魅了されます。

最近「平成レトロ」ブームもあったように、一昔前の流行に興味を抱いている人もいるのではないでしょうか。

忍者増田(@Ninja_Masuda)さんが、「約50年前の写真に写っていた景色」についてX(旧Twitter)に投稿すると1.3万いいねが集まり(2024/08/26時点)、「堪らないです」「雑多な看板もかわいい」と話題になっています。

いったいどんな写真だったのでしょうか?

話題の投稿が、こちら!

写真は、まだ子どもだった投稿者さんが、お祖母さんと一緒に上野動物園に行ったときに撮影されたもののようです。

「うえのどうぶつえん」の文字と動物たちを描いた看板が時代を感じさせます!

投稿者さんの補足投稿によると、写真が撮られたのは「昭和48年ですかねえ。ちょうど妹が生まれた年なんで、母でなく祖母といるのも辻褄が合います!」とのこと。

この時代からパンダは上野動物園のシンボルだったようですね。

看板の迫力に度肝を抜かれた!

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出典:忍者増田(@Ninja_Masuda)さん

投稿した忍者増田さんに詳しくお話を伺いました!

---とても貴重なお写真ですね。アルバムの整理などをされていてお写真を見つけたのでしょうか?

実家で父がアルバムの整理をしていて掘り起こしました。うちの父、とっくに定年でやることないですから、暇さえあれば昔の写真を見ているのです」

---1973年頃とのことでしたが、当時のお二人の年齢を教えてください。

僕は多分3歳くらいです。一緒に写っている祖母は大正生まれのチャーミングレディですから、57~58歳だったと思います。孫にもきちんと怒るしっかりしたおばあちゃんでした。でも根っこは優しく、愛がありましたね。ってそんなことは聞いてないですか?」

---いえいえ、ぜひお伺いしたかったことです…(笑)!年月がたってからお写真を見て、どんな感想をお持ちですか?

「3歳だからさすがに当時の記憶はまったくないのですが、看板に描かれた動物たちの迫力には度肝を抜かれましたね。ぜひ『この看板を復刻してくれ』って上野動物園に掛け合おうと思いましたが、迷惑だろうと思い直しやめておきました」

---当時の看板のインパクトは大きいですね。復刻を望む声も多いかもしれませんね。貴重なお写真とエピソードをありがとうございました!

「堪らない、何か泣きそう」と郷愁にかられる人も

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられています。

ほのぼのとした良い写真だなぁ〜
堪らないですね、何か泣きそうです。
この時代、殆どの看板表記物が手描きだったんですよね。
カラーに移行してすぐの時かな?それにしても上野動物園この時からもパンダがいるんですね!

当時を知る人たちもコメント

50年くらい経つんだなぁ。家族でパンダ見る列に並びましたー。パンダ寝ててお尻しか見えなかった。人混みとお尻、の記憶残ってるわー。
ワイもこの頃行ったことある!!ワイの中の上野動物園の入り口はこれや!!(年がバレる)

当時の上野動物園のことを思い出し、懐かしむ声も寄せられていました。

写真の時代にタイムスリップし、レトロで素敵な街並みを歩いてみたくなるような投稿でした。



取材協力:忍者増田(@Ninja_Masuda)さん