TBS系 金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』の最終話が、3月28日(金)に放送された。この作品は、浅見理都さんの同名漫画をドラマ化した作品です。突然殺されてしまった最愛の父が遺した手紙には“冤罪”の文字が…。1通の手紙から事件の真相に迫る究極のヒューマンクライムサスペンス。
一連の犯行を告白した鳴川。一方、心麦、松風、神井は赤沢のGPSを追いかけて林川家に辿り着く。扉を開けた先には、刺された赤沢と包丁を手にした妻の京子がいたー。ついに、心麦にとって宿命のはじまりである東賀山事件の全貌が明らかに。そして、心麦たちそれぞれの宿命が終わり、心麦と春生に愛の奇跡が訪れるー。
ついに迎えた最終回に「伏線回収が神」
毎話終了後、SNSでは考察がかなり白熱していた本作も、ついに最終回を迎えました。今回は、京子(西田尚美)の回想シーンからスタート。過去に弟を餓死で失っているトラウマから、息子である守(野村康太)を幸せにするために、夫の赤沢(藤本隆宏)に内緒で起業していた京子。そこで出会った林川安成(野間口徹)と不倫関係をもち、生まれたのが心麦(広瀬すず)だったのです…!
夫が不倫に耐えられず、子どもと義母を手にかけてしまったのは、安成の妻。パニックになる妻を安成が殺害し、さらに自死を選んだ安成。林川一家を他殺に見せかける手伝いをしたのは、京子だったという真実が明かされました。
SNSでは「結末が地獄すぎてゾクゾクしました」「犯人がびっくりするぐらい意外な人」「嗚咽するくらい泣いた」など、すべての真実に対してさまざまな反響が届いている。絶賛の声が寄せられる一方で、「案外サラッとしてた」といった感想も多く見られました。
親子の再会に「この3人に全てもっていかれた」
視聴者が最も感動したシーンは、冤罪であった遠藤力郎(酒向芳)と友哉(成田凌)の再会のシーンだ。昔住んでいた団地の前で待っている友哉の元に、神井(磯村勇斗)が力郎を連れて登場。ようやく無実の罪から解放され息子に会えた力郎は、「随分遅くなっちまったけど用意してたんだべ、クリスマスプレゼント」と言い、子どもサイズのグローブを友哉に渡します。受け取って涙する友哉とそれを見てまた涙する力郎。
このシーンには、「成田凌と磯村勇斗と酒向芳さんに関してはもう…凄すぎた。大号泣。この3人に全てもっていかれた最終回」「3人の演技が素晴らしすぎて震えました」といった声が多く上がりました。
サスペンスの枠を超えたこのドラマ。心麦と春生だけではなく、たくさんの親子の物語で壮大な愛が描かれ、多くの視聴者が胸を熱くしました!
TBS系 金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』毎週金曜よる10時〜