「なにも心配ないわ」日本の“給食”を食べたオーストラリア人のリアクションに…「日本の子供は幸せだなと改めて感じた」

日本語・英語・ロシア語の3カ国語が話せる、日本在住歴10年以上のロシア人、ティナさん。会社勤めをしながら、平日の夜と週末にモデル活動をしています。趣味はキックボクシング、筋トレ、ヨガ、旅行と多岐に渡り、好奇心いっぱい。そんな彼女が、独自目線でとらえた日本と海外の文化の違いを紹介する動画をアップしているYouTubeチャンネルは人気があり、その登録者数は28.2万人（2024/08/18時点）を誇ります。

今回はYouTubeチャンネル『カチョックTV・ティナちゃんねる』にある、数多くの人気動画の中から7.1万回再生されている（2024/08/18時点）『【給食って何？】日本の学校給食センターで「きな粉揚げパンとカレー」に衝撃を受けたオーストラリア人【外国人の反応】』をピックアップ！こちらの動画では、日本の給食を初体験するティナさんと、友人のクロエさんの様子が紹介されています。

給食を初めて食べたオーストラリア出身の女性が「1日ハッピーだよね」と絶賛！

オーストラリアから遊びに来た友人・クロエさんと一緒に、八王子市の給食センターに行くティナさん。クロエさん曰く、オーストラリアの学校には“キャンティーン”という購買のような施設はあるそうですが、そこでの料理はできたてが食べられる日本の給食とは別物だそう。

給食センターでは料理を作っている調理場の見学や、試食もできるとのことで、移動中の車内の時点でテンション上げ上げのお二人！さて、どんな給食が待っているのでしょうか。

 

給食センターの建物の中に一歩足を踏み入れると、おいしそうな匂いがふわり！ 早速、調理場が一望できるエリアへ向かい、見学スタートです。

まず見えたのは、400Lもの大容量の窯で、チキンビーンズが調理されている様子。一つの窯で約1,000食を作ることができると聞き、ティナさんとクロエさんは驚きの表情を浮かべます。

この日のメニューは、チキンビーンズにフレンチサラダ、きな粉揚げパン、そして牛乳。日本では毎日、給食に牛乳が付いているとの説明を聞き、ティナさんもクロエさんもびっくり！「成長期にカルシウムを多く取って欲しいからです」と、スタッフさんから教えてもらい、納得した様子でした。

オーストラリアのランチではチョコミルクを飲むことはあっても、牛乳を飲むことはなかったそうで、食文化の違いを面白く感じます。

下準備が大変であることや、給食を作る必要がない学校の夏休み期間中に大掃除をすることなどを教えてもらった二人。

ここで、クロエさんは調理場の人たちが白衣を着て作業していることに注目。「私だったら汚してしまいそうで怖くて出来ないわ…」とポツリ。すると、スタッフさんが「（白くて）汚れが目立った方が、髪の毛がついているとか、そういうこともちゃんと分かるので」と、あえて白衣を着ていることを説明。異物混入を防いだり、衛生管理をしやすくするためなのだと学びました。

次に、別の部屋に移動して、映像を視聴します。見終わったティナさんたちは、学校給食は教室だけで食べるのか疑問を持ちました。それに対して、日本では「いただきます」とあいさつをしてから、みんなで一緒に食べるのだと説明を受け、二人とも驚きます。ロシアにもオーストラリアにもそのような習慣はないそうです。

続けて、日本の給食は子どもたちが当番制で配膳をすること、学校の掃除は子供たちで行うことなどを教わります。それを聞いたティナさんは「きっと、子どもの頃のその習慣が綺麗な日本を形作ってるんだろうね」と感心していました。

八王子市の給食の説明や、給食が食育の一環であることなどを教えてもらった後、お待ちかねの給食が実際に運ばれてきました！

ティナさんにはチキンビーンズ、フレンチサラダ、きな粉揚げパンが用意されました。また、クロエさんには夏野菜のカレーライス、わかめサラダ、りんごヨーグルトが用意されています。

みんなで「いただきます」をして、いざ実食！クロエさんもティナさんも「サラダは煮込んでいるような味がしてて凄くおいしい！固くなくてメチャクチャ柔らかいの」「こんな美味しいランチが学校で食べられたら1日ハッピーだよね」「凄く優しい味。子供がめっちゃ好きそう！」と、口々に給食を大絶賛しました。

自分の給食を一通り食べた後、今度はお互いにシェアをして食べ始めた二人。

ティナさんは「これなら芽生が日本の学校に行くのも何も心配ないわ」と、いずれ日本の学校に通う娘さんのこれからにも、安心した様子。それどころか「お母さんの料理イマイチだねとか言われたりしないかな」と不安を感じてしまったようです。自分の手料理の味が心配になってしまうくらい、日本の給食のおいしさに魅せられたのでした…！

動画のコメント欄にはたくさんの反応が！

この動画のコメント欄には、以下のようなコメントが寄せられていました。改めて給食のおいしさ、素晴らしさを実感した人が多かったようです。

給食懐かしい！ 学校の給食室にいた給食のおばさん、優しくて大好きだったなー。

給食で揚げパンの日は何故かテンション上がるんだよね。

日本の子供は幸せだったなと改めて感じました！

もしもティナさんが日本の学校に通ってて、「何の時間が好きですか？」って聞かれたら、『給食!!』って元気良く答えそう。

この動画の他にも、高級寿司や鉄板焼きなど、日本の食文化に衝撃を受けた外国人の様子を紹介している動画がたくさん公開されています。気になった人は、ぜひティナさんのYouTubeチャンネルを覗いてみてくださいね！

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動画：『【給食って何？】日本の学校給食センターで「きな粉揚げパンとカレー」に衝撃を受けるオーストラリア人【外国人の反応】』
協力：『カチョックTV・ティナちゃんねる』

ティナ
東京在住のロシア人。シベリアで生まれ育ち、来日後は早稲田大学を卒業。現在は会社勤務の傍ら、YouTubeチャンネル『カチョックTV・ティナちゃんねる』を運営。日本の魅力を、さまざまな観点でのコンテンツを通じて発信している。
Instagram：kachoktv

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。