「最高」「フランスより美味しい」外国人が“日本のパン屋”で大絶賛したワケ

日本に恋して20年以上、詫び寂びが大好きな東京在住のフランス人、オレちゃんことオレリアンさん。恋愛や食べ物、人生、仕事などをテーマに、フランスと日本の文化の違いや、フランス人のお友だちとの東京ライフについての動画をアップしています。運営するチャンネルの登録者数は70.8万人（2024/10/17時点）に上り、“べべちゃん”という愛称で知られています。

今回はオレリアンさんのYouTubeチャンネル『Bebechan-日本のフランス人』にある数多くの人気動画の中から『【来日】日本のパン屋はすごい？パンに口うるさいフランス人両親が行ってみました…』をピックアップ！137万回再生されている（2024/10/17時点）この動画では、来日したご両親に、オレリアンさんがイチ押しのパン屋を紹介しています。

パンの本場・フランスから来日した両親を日本のパン屋に連れていったところ…？

フランスでおいしいパンを毎日のように食べているご両親。日本のパンとはどのようなものか、興味津々のようです。

お父さんはお店に行く前に「フランスに寄せたパン屋さんなのか？日本特有のパン屋さんかな？」と質問。オレリアンさんは「フランス発祥のパンと、日本発祥のパンがあり、さらには両者を組み合わせたパンもある。それが醍醐味なんだ」と説明します。日本のパン屋ならではの魅力は、果たして伝わるのでしょうか…？ 

この日に訪れたのは、オレリアンさんお気に入りの『ひぐらしベーカリー』です。

店内にずらりと並んだパンに「とても美味しそう！」「とても綺麗ね！」とテンションが上がるご両親。まずは、クロワッサンやパンオショコラなど、フランス定番のパンを取りました。その後、メロンパンやベーコンエッグがのった惣菜系のパンなど、日本独自の商品にも手を伸ばします。

ここでお母さんは、動物の顔をモチーフにした愛らしい見た目のパンに注目。子どもが楽しめるように工夫されている点に気付き「フランスにはない発想ね」と感心しています。

コーヒーやジュースなども注文して、2階のイートインスペースに移動。お父さんは、カゴに入ったパンを見ながら「見ただけで味わいが伝わる。満点だな」と、パンがキレイに形成されていることに驚いています。特に、クロワッサンとパンオショコラはフランスのものと全く同じクオリティだと話しました。

いよいよパンを実食！まずは大本命のクロワッサンから。気になる味の方は…「最高だ！美味しい！」とお父さん。バターの味もしっかり感じられると、大好評です。オレリアンさんも久しぶりに食べた同店のパンに「フランスのそこらのパン屋より美味しいと思う」と称賛します。

その後も、メロンパン、パンオショコラ、カレーパンなど、次々に味わっては舌鼓を打つ3人。お母さんは、パン屋とは思えないおしゃれな外観や、お客さんが自ら商品を取るシステムなど、母国との違いに驚いたと話しました。

オレリアンさんは、以前知り合いのパン職人から「日本のパン業界で大切なことは“常に新しいものを生み出すこと”」だと聞いたことを語ります。お客さんから変化を求められるため、日本では商品を常に進化させる必要があるそうです。ここが、伝統を守り続けるフランスとの違いなのだとか。

全てのパンを食べ終えたご両親は「初めて食べたパンばかりで楽しめた」と、大満足の様子でした。

動画にはたくさんの反応が！

この動画のコメント欄には以下のようなコメントが寄せられていました。日本のパンを気に入ってもらえたことを喜んでいる人が多くいました。

ママさんが動物の形のパンを見て「可愛い」と喜んでくれるの嬉しい～！

本場の味だけではなく、こういった日本人向けに変化したものを素直に受け入れられるのは素晴らしい。

自国の伝統や文化を重んじるイメージがとても強いフランスの方なのに、べべちゃんもご両親も懐が深いですね～。

ほんとうにほっこりするし、日本の文化や食に敬意を持って接してくれるの、ほんと好き。

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動画：『【来日】日本のパン屋はすごい？パンに口うるさいフランス人両親が行ってみました…』
協力：『Bebechan-日本のフランス人』

オレリアン
東京在住のフランス人YouTuber。YouTubeチャンネル『Bebechan -日本のフランス人』を運営している。幼い頃から日本の文化に魅了され、7年前に待望の来日。生活するにつれてますます日本の虜となり、YouTubeチャンネルを開設以降、たくさんの日本の魅力を発見し、鋭い観点からさまざまなコンテンツを発信している。好きなものは侘び寂び。

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。