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大人が意外と間違えやすい算数「4×0+4−4」→正しく計算できる?

  • 2024.8.9
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今回の問題は単純な計算問題ですね。

しかし、0を含む掛け算を計算する必要があります。ただの掛け算と思って計算すると、意外と間違えてしまうこともあるかもしれません。

しかし、現役小学生はむしろラッキー問題だと思って取り組むことでしょう。

小学生たちに負けないようにしっかりと復習しておきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
4×0+4−4

0を含む掛け算をどう計算するかが、問題攻略の鍵となっています。

解説

この問題の答えは「0」です。

肝心なのは、やはり4×0の部分なのではないでしょうか。

この部分の計算結果は0になります。その理由を考えてみましょう。

さて、ここで、掛け算の式がどんなことを表しているのかについて、具体例を用いて考えてみます。例えば2×3=6という掛け算の式は、飴が2個入っている袋が3袋あるとき合計で飴は6個になる、ということを表していますね。

これに倣うと、今回計算したい4×0という式は、飴が4個入っている袋が0袋のときの飴の合計個数を表している、ということですね。

さて、この合計個数を考えてみます。何個入りの袋であろうと、そもそもの袋の数が0袋だったら合計個数も0個になりますよね。

逆に、0個入りの袋がいくつあっても、同じように合計個数は0になりますね。つまり、0を含む計算については次の式が成り立ちます。

<0を含む掛け算>
・△×0=0
・0×△=0

4×0については0になることが分かりましたので、残りの足し算・引き算を計算していきましょう。

4×0+4−4
=0+4−4
=4-4
=0

ちょうどよく4が打ち消し合って0になりましたね。

まとめ

0を含む計算は、その式が表す意味について考えると分かりやすいので、改めて整理しておくといざというときに役立ちますよ。

当メディアでは、この他にもさまざまな問題を出題しています。ぜひ、他の問題にもチャレンジしてみましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。  


文(編集):うおうお
数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。

監修:株式会社かえでプロダクション(公式HP

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「編集技術で過去と未来をつなぐ」小学生・中学生・高校生の学習用教材を執筆・編集・校正する編集専門のプロダクション。英語・算数/数学・国語・理科・社会の主要5科目のテキストやドリル、テストや模試、デジタル系の教材など幅広く制作。教材からできる教育を目指し、教育業界を支える会社。会社独自の福利厚生が充実しており、社員が働きやすい環境を整え、新しい働き方で第三者機関から認定を受けている。


0を含む計算にもう一問挑戦!

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