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大人が意外と解けない算数「7÷2/3−0.5」→正しく計算できる? 

  • 2024.8.14
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分数や小数を含んだ計算は、一見すると難しく感じます。

しかし、計算のポイントさえ掴んでしまえば、誰でも正しく計算ができるようになります。

今回はそのような問題に挑戦してみましょう!

問題

次の計算をしなさい。
7÷2/3−0.5

どのように計算をすればいいでしょうか。

まずは自分自身で正しい答えが出せるかどうか、計算してみましょう。

解説

今回の問題の答えは「10」です。

また、途中の計算式は次のようになります。

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どのようなポイントに注意しなければいけないのか、順に解説をしていきます。

計算の順序

まず、元の式には割り算と引き算があります。

四則演算が混ざった式は、カッコがない場合、次の順で計算しなければなりません。

(1)掛け算・割り算
(2)足し算・引き算

よって今回は、まず割り算から計算します。

分数の割り算

始めに計算するのは、「7÷2/3」の部分です。

分数の割り算は、分母と分子を入れ替えて掛け算に直して計算しましょう。

また、整数と分数の掛け算では、整数と分子を掛けます。

7÷2/3
=7×3/2
=21/2

分数と小数の混ざった計算

分数の割り算をしたことにより、式は「21/2−0.5」となりました。

分数と小数が混ざった式は、どちらかに揃えなければ計算できません。

ここでは、分数に揃えて計算してみましょう。

小数である「0.5」は、次のように分数に直すことが可能です。

0.5
=5/10
=1/2

よって、
21/2−0.5
=21/2−1/2
=20/2
=10

答えは「10」となりました。

最後の約分を忘れないように注意しましょう。

まとめ

一つひとつのポイントは小学校で学習するものなので、多くの方が知っているはずです。

しかし、今回の問題のように、一つの計算式の中にそれらが複数入っている場合、一つでも間違えてしまうと、正しい答えを得ることができません。

間違えないように、途中式を書きながら計算すると良いでしょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

監修:株式会社かえでプロダクション(公式HP

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「編集技術で過去と未来をつなぐ」小学生・中学生・高校生の学習用教材を執筆・編集・校正する編集専門のプロダクション。英語・算数/数学・国語・理科・社会の主要5科目のテキストやドリル、テストや模試、デジタル系の教材など幅広く制作。教材からできる教育を目指し、教育業界を支える会社。会社独自の福利厚生が充実しており、社員が働きやすい環境を整え、新しい働き方で第三者機関から認定を受けている。


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