「何に見える？」今のあなたの“心の弱り具合”がわかる心理テスト

2024.8.30

自分では大丈夫だと思っていても、環境が変わったりストレスが強かったりすると、心が弱ってしまうことがあります。食欲がなかったり、よく眠れなかったり、気持ちが乗らなかったりすることはありませんか。意識して気をつけていても、自分では気がつかないこともあるでしょう。そこで今回は、あなたの“心の弱り具合”を心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.スコップ

2.マニキュア

3.ちりとり

4.香水

1.スコップに見えた人は「やや心が弱っている人」

図形がスコップに見えた人は、やや心が弱っている人かもしれません。あなたはいつも元気なのに、最近何か辛いことがあったのではないでしょうか。辛い思いにかかわると、気持ちが沈んでしまい、感情があふれ出してしまうかもしれません。

スコップに見えたことは、思い出したくない過去に囚われていることが表れています。辛い出来事を自分なりに解決したり納得できていなかったりするのではないでしょうか。もしかしたらまだその出来事に向き合って解決できるほど、心のエネルギーが溜まっていないのかもしれません。

心が弱るくらいの出来事を解決することは大切ですが、エネルギーが足りていないと、向き合うことで余計に悪い方向に向かうことがあります。無理せず気分転換をしてみたり、心と身体を休めたりすることも必要でしょう。十分に回復してから向き合ってもよいかもしれません。

2.マニキュアに見えた人は「心が弱っていない人」

図形がマニキュアに見えた人は、心が弱っていない人かもしれません。あなたは辛いことがあっても乗り越えられるので、むしろ心が弱っている人を励ましたり助けたりするのではないでしょうか。辛いことがあってもそのことばかり考えて苦しくなるのではなく、上手く発散ができているのかもしれません。

マニキュアに見えたことは、心に余裕があることが表れています。真面目である一方、一生懸命になりすぎず、オンオフの切り替えが上手なのではないでしょうか。一人で抱え込まずに人を頼れるので、負担や疲れも少ないかもしれません。

仲間とお互いに助け合ったり、声を掛け合ったりすることで、自分が疲れていることにも気がつけるでしょう。何事も早めに対応できるからこそ、ストレスや疲労が溜まってしまう前に対応できるのかもしれません。切磋琢磨しながら仲間と高め合えるので、自己肯定感が高まってより心が強くなるかもしれません。

3.ちりとりに見えた人は「心が弱っている人」

図形がちりとりに見えた人は、心が弱っている人かもしれません。あなたは何をするにしてもやる気が持てず、ボーっとしてしまうことが多いのではないでしょうか。やるべきことをやっているだけで、自分がやりたいと思うことはあまり考えていないのかもしれません。

ちりとりに見えたことは、気持ちをスッキリさせたいところが表れています。心の中にモヤモヤがあり、何となく嫌な気分が続いているのではないでしょうか。今はまだ何とか大丈夫と思っていても、実は辛いことに自分でも気がついていないのかもしれません。

心が弱って身の回りに気を遣えなくなり、部屋が散らかっていたり身なりが雑になったりしてはいないでしょうか。心が弱る原因が解決できないときは、あえて部屋を綺麗にしたり身なりを整えたりすることで、気持ちが前向きになることもあるでしょう。自分はまだ大丈夫だと過信せずに、早めに気持ちを切り替えてください。

4.香水に見えた人は「あまり心が弱っていない人」

図形が香水に見えた人は、あまり心が弱っていない人かもしれません。あなたはやる気があり、やりたいことを頑張るのではないでしょうか。自分の夢や目標に向かって努力して、ネガティブなことはあまり考えないようにしているのかもしれません。

香水に見えたことは、自分を変えようとする気持ちが表れています。自分が成長することを望み、変わろうとする気持ちが強いのではないでしょうか。ただ、上手くいっているときはよいのですが、ときどき凹んでしまうこともあるかもしれません。

目標に向かって力を注いでいるときはよいのですが、失敗や挫折を感じると心が弱ってしまうこともあるでしょう。しかし立ち止まってしまう時間はそれほど長くなく、また立ち上がろうとするので、次第に心が強くなっているのではないでしょうか。挫折と成功を共に味わうからこそ、より心が強くなるのかもしれません。

ライター：Kazuki.W
臨床心理士、公認心理師として、みなさんの心の内側を紹介していきます。自分自身が気がついていない心の中を見ていきましょう！