「何に見える？」あなたが“引きずっている過去の出来事”がわかる心理テスト

2024.11.23

人生を生きていれば、色々な出来事が起こるものです。ずっと覚えていることもあれば、すぐに忘れてしまうこともあります。良いことだけ覚えていて、悪いことは忘れたいと思うかもしれませんが、そううまくいかないものですよね。あなたもきっと忘れられない出来事があるはずです。あなたが“引きずっている過去の出来事”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ヌンチャク

2.メガネ

3.縄跳びの縄

4.紐付き手袋

1.ヌンチャクに見えた人は「大怪我したこと」

図形がヌンチャクに見えた人が引きずっている過去の出来事は、大怪我したことかもしれません。あなたは自分の不注意もしくは他の人の不注意によって、何かしらの大怪我をしたことがあるのではないでしょうか。怪我の跡を見るたびに、過去のことが想起され、チクッと心が痛むようです。

このタイプの人は、心優しく穏やかな性格をしていそうです。その分気が小さく、ちょっとした怪我でも気持ちが萎えてしまいがちかもしれません。それが大怪我ともなれば、なかなか気持ちの中でケリをつけることは難しいのではないでしょうか。ずいぶん時間が経っても、大怪我した場所を避けたり、大怪我の原因となったものを避けたりしているようです。

自分の過失でも他人の過失でも、争いごとが嫌いなあなたは、自分を責めてしまいがちではないでしょうか。「あの時あの場にいなければ」「あの時あんなことをしなければ」と考えてはため息をついてしまっているでしょう。自分を責めても気持ちは解消しないようです。もっと大事にならずに済んだことを喜び、また怒るべき相手がいるのであれば、しっかり怒りの感情を認めた方が良いのではないでしょうか。

2.メガネに見えた人は「みんなの前で大失敗したこと」

図形がメガネに見えた人が引きずっている過去の出来事は、みんなの前で大失敗したことかもしれません。あなたは人前で恥ずかしくなるような大失敗をしてしまったことがあるのではないでしょうか。ふとした拍子に思い出すたびに、逃げ出したいような気持ちを感じてしまっているようです。

このタイプの人は、お調子者で目立ちたがり屋な性格をしていそうです。人気者でいたい人ですし、実際人気者かもしれません。ただ、そうやって人目を惹きたい気持ちが強い分だけ、人前で大失敗してしまったことが、どうしても忘れられないのではないでしょうか。今でも生々しい感じで思い出してしまうようです。

人目を惹きやすい分だけ、人前で大失敗するリスクはあるものです。この先、もっと大きな大失敗をしでかす可能性だってあるでしょう。そこを引きずって落ち込んでしまうよりも、それも笑いに変えてしまう方が良いのではないでしょうか。人前で「こんな大失敗したことがある」と面白おかしく話すことで、あなたの中でうまく解消されるのかもしれません。

3.縄跳びの縄に見えた人は「つらい出来事が立て続いたこと」

図形が縄跳びの縄に見えた人が引きずっている過去の出来事は、つらい出来事が立て続いたことかもしれません。あなたにとってつらいと感じるようなエピソードが立て続き、あなたは相当参っていたことがあるのではないでしょうか。今は通り過ぎてはいるようですが、また同じようになるのではないかとビクビクしていそうです。

このタイプの人は、我慢強く控えめな性格をしていそうです。それゆえ多少つらいことがあっても、特に表面に出すこともなく、淡々と乗り越えていく力があるでしょう。おそらく周りの人に気づかれることないままに、乗り越えることも多いのではないでしょうか。ところが、その時は乗り越えてもすぐ次というように、つらい出来事が続いたのかもしれません。

そのせいで、今もあなたはつらいことがあると最悪のケースを想定し、またつらいことが続くのではと不安になってしまうようです。また口下手なところがあるため、そういう不安な気持ちをひとりで抱え込んでしまいがちでしょう。つらいことが立て続いても、あなたはなんとか乗り越えたはずです。そこにスポットを当てれば、もう少し不安は軽くなるのではないでしょうか。

4.紐付き手袋に見えた人は「人に嫌われたこと」

図形が紐付き手袋に見えた人が引きずっている過去の出来事は、人に嫌われたことかもしれません。あなたは誰かから嫌われて邪険な態度を取られてしまったことがあるのではないでしょうか。それが今も心の中に残っており、時折思い出しては悲しい気持ちになってしまっているようです。

このタイプの人は、協調性に富み気を遣う性格をしていそうです。おそらく人から嫌われないために、いつも愛想良く、良い人でいようと頑張っているのではないでしょうか。それなのに嫌われてしまう結果になってしまったがために引きずってしまっているのかもしれません。あなたの中で理由がわかるものもあれば、理由がわからないものもありそうです。

あなたにとって、人から嫌われるということは、結構大きな心の傷となってしまうことなのでしょう。そういうことがあったからこそ、余計に嫌われないように注意を払って行動しているのではないでしょうか。ただ、どうしたって嫌われることはあるものです。あなたのせいではない場合もありますので、完璧を目指すのは難しいのかもしれません。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。