1. トップ
  2. 意外と忘れている大人が多いかも?!「623−418」→正しく計算できる?

意外と忘れている大人が多いかも?!「623−418」→正しく計算できる?

  • 2024.7.28
undefined

皆さんは三桁の数の引き算をすぐに解くことができますか?

簡単なものなら頭の中で筆算をして計算できるかもしれません。

しかし、繰り下がりがある計算だとどうでしょうか。

今回は懐かしい引き算の筆算問題に取り組んでみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
623−418

筆算のやり方、覚えていますか?

解説

この問題の答えは「205」です。

早速、筆算で解いてみましょう。

undefined

まずは、縦に並べて書きます。

undefined

そして、ここが最重要ポイント。筆算では必ず小さい位から順に計算をしていきます。

すると、一の位では、3−8という答えが負の数になる計算が登場します。

623は600・20・3という三つのブロックに分けられていますが、答えを正の数にするために、20から10を借りて13−8というふうに繰り下がりをしています。

つまり、600・10・13というブロックに分け直して計算しています。

undefined

十の位の計算に移りますが、623の方は繰り下がりを行いましたので、1-1=0が十の位に出てきます。

undefined

最後に百の位の計算ですが、繰り下がりはしていませんので、6-4=2が出てきます。ということで答えは「205」になるわけですね。

まとめ

今回は懐かしい筆算の計算問題に取り組みました。足し算では繰り上がりなんて言葉もありましたね。たまに振り返ってみると面白いかもしれませんよ。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


 文(編集):うおうお
数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。

監修:株式会社カルチャー・プロ(公式HP / インスタグラム

undefined

「誠実なモノづくり」を信条とし、高い専門性を有する編集者が幼児から大人向けまで幅広い年代に向けての学習教材を制作する編集プロダクション。家庭や学校、塾などで日々使われている教材だけでなく各種テストや教養系の一般書などを制作。社会や教育を取り囲む環境の変化に対応するため、新しい技術にも着目し、教育業界の未来も模索しながら、下支えしている会社。社内はフラットに意見が言い合える雰囲気で、パートナー、クライアントからの信頼も厚い。


三桁の数の引き算にもう一問挑戦!

大人が意外と間違えやすい算数「835−357」→暗算で計算できる?
大人が意外と間違えやすい算数「835−357」→暗算で計算できる?