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忘れている大人が多いかも?!「9−6+6×9÷6」→秒で計算できる?

  • 2024.7.29
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簡単な計算問題でも、「制限時間◯秒!」や、「一瞬で解けるはず!」などといわれると焦ってしまいますよね。

ですが、焦ってしまうとできるはずのものもできずに終わってしまいます。

焦らずできるだけ落ち着くことも、早く計算するためには必要なポイントですね。

今回は落ち着きながらも、スピードを重視して計算してみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
9−6+6×9÷6

計算の順番を入れ替えることが素早い攻略の鍵になります。

解説

この問題の答えは「12」です。

基本の計算のやり方と、楽をするポイントを取り入れたやり方の二つの方法で計算していきます。

まずは基本のやり方からです。今回のような四則が混じった計算では、守らなければいけない計算順序がありました。

四則が混じった計算では「掛け算・割り算→足し算・引き算」の順に計算しなければいけません。

つまり、6×9÷6から計算する必要があります。この計算順序を押さえたうえで計算を行ってみましょう。

9−6+6×9÷6
=9−6+54÷6
=9−6+9
=3+9
=12

計算順序に則って正しい答えを導くことができました。

続いて、計算順序は守りながらも、楽をするポイントを取り入れて計算してみましょう。

あくまでも「掛け算・割り算→足し算・引き算」の順計算順序は守らないといけないのですが、掛け算・割り算の中や足し算・引き算の中だけで見れば、入れ替えてもいい場合があります。問題の式を、計算しやすいように入れ替えてみましょう。

9−6+6×9÷6
=9−6+6÷6×9
=9−6+1×9
=9−6+9
=3+9
=12

今回は、「÷6」と「×9」を入れ替えることで、そのままの順番で計算するよりも割り算をしやすくなりました。

小さな工夫のように見えますが、もっと難しい問題でも応用がきくうえに、計算の途中で数が大きくなりにくいので不用意な計算ミスを減らす効果もあります。

まとめ

積極的に楽をすることで、速く計算できるだけでなく、計算間違いを防ぐことにもつながりますよ。

同じような計算問題にチャレンジして、楽をするポイントにどんどん慣れていきましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



 文(編集):うおうお
数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。

監修:株式会社かえでプロダクション(公式HP

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「編集技術で過去と未来をつなぐ」小学生・中学生・高校生の学習用教材を執筆・編集・校正する編集専門のプロダクション。英語・算数/数学・国語・理科・社会の主要5科目のテキストやドリル、テストや模試、デジタル系の教材など幅広く制作。教材からできる教育を目指し、教育業界を支える会社。会社独自の福利厚生が充実しており、社員が働きやすい環境を整え、新しい働き方で第三者機関から認定を受けている。


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