現実世界でのイメージがしやすい算数に比べ、数学では日常の中では捉えづらい概念を学ぶことが増えます。
負の数の計算もその一つです。
負の数が混じった計算問題は、大人になってから計算しようとすると戸惑ってしまう人もいるでしょう。
負の数の足し算に挑戦して、今一度計算方法を確かめてみませんか?
問題
次の計算をしてください。
−22+(−22)
制限時間は3秒です。
解答
正解は、「−44」です。
問題を見てどう計算すればよいのか、すぐに思いつきましたか?
もし「ちょっと戸惑ってしまった」という人は、次の「ポイント」を確認してみてください。
負の数の足し算をどう理解すればよいのかを解説しています。
ポイント
今回の問題のポイントは、負の数の足し算の計算方法です。
結論からいうと、負の数の足し算は引き算と考えて計算します。
+(−●)=−●
この問題では、+(−22)の部分を−22として計算します。
−22+(−22)
=−22−22
=−44
負の数の足し算の意味が分かれば、とてもシンプルな問題ですね。
負の数の足し算の意味
ここで、「どうして負の数の足し算は引き算と同じなんだろう」と疑問を感じる人もいるかもしれません。
これは、ペナルティのあるゲームに例えると分かりやすいです。
ゲームルールに違反すると、ペナルティポイントが与えられるとします。
例えば、悪意のないミスなら−2点、意図的にずるをしたら−10点などです。
このペナルティポイント(負の数)が加算される(足される)ことは、その分持ち点が減る(持ち点からの引き算が行われる)ことと同じですよね。
例:持ち点50点のときにミスでルールに違反してしまったら、ペナルティポイント−2点が与えられる。
50+(−2)=48
ペナルティポイント−2点が加算されれば、持ち点は2点分減ってしまうというイメージ
このように負の数の足し算は全体にとってマイナスの影響があるというイメージを持ちましょう。
まとめ
今回の問題はいかがだったでしょうか。
負の数はイメージがしづらいですが、ゲームの例のように具体例を使って考えると理解しやすくなります。
負の数の計算に興味が出てきた人は、ぜひ他の問題にも挑戦してみてくださいね。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
監修:株式会社かえでプロダクション(公式HP)
「編集技術で過去と未来をつなぐ」小学生・中学生・高校生の学習用教材を執筆・編集・校正する編集専門のプロダクション。英語・算数/数学・国語・理科・社会の主要5科目のテキストやドリル、テストや模試、デジタル系の教材など幅広く制作。教材からできる教育を目指し、教育業界を支える会社。会社独自の福利厚生が充実しており、社員が働きやすい環境を整え、新しい働き方で第三者機関から認定を受けている。
続きは、負の数どうしの掛け算に挑戦!