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意外と正答率が低いかも?!「18−□+5=17」→空欄に当てはまる数は?

  • 2024.7.30
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「□に当てはまる数を求めなさい」というタイプの計算問題を「逆算」と言います。

この逆算をするためには、計算法則を正しく理解している必要があります。

今回はそのような問題に挑戦してみましょう!

問題

□に当てはまる数を求めなさい。
18−□+5=17

どのような順序で計算するかがポイントです。

まずは自分自身で答えを出してみましょう!

解説

今回の問題の答えは「6」です。

元の問題の□の部分に「6」を当てはめると、

18−6+5=17

となり、計算が正しいことが分かります。

この答えを出すための手順を解説します。

「逆算」はその名前の通り、通常の計算の逆から計算していきます。

「18−□+5=17」の「18−□」の部分をさらに「〇」と置き換えると、

「〇+5=17」と考えることができます。

〇は、5を足すと17になる数なので、

〇=17−5=12

となります。これは「18−□」の部分です。

つまり、

18−□=12

となります。18から何を引いて12になるかを考えるので

□=18−12=6

となり、答えは「6」となります。

ちなみに、これは「方程式」と同じ問題だと考えることができます。

方程式を解きなさい。
18−a+5=17

「□に当てはまる数を求める」という問題を、「aの値を求める」というように言い換えたのが方程式です。

方程式の手順で解くと、次のようになります。
(逆算の計算と対比するため、途中の計算を細かく記載しています)

18−a+5=17
18−a=17−5
18−a=12
−a=12−18
−a=−6
a=6

方程式でも同じ答えになりましたね。

まとめ

通常の計算を深く理解していないと「逆算」は正しくできません。

間違えてしまった方は復習をしましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


逆算の問題にもう一問挑戦!

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