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意外と間違える人が多い?!「4−4÷4×4+4」→正しく計算できる?

  • 2024.8.1
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計算式が長くなると、複雑に感じるかもしれません。

今回は、同じ数字が並ぶ計算問題に挑戦してみましょう。

間違えずに正しい答えを求めることができるでしょうか。

問題

次の計算をしなさい。
4−4÷4×4+4

計算する順番に注意して、計算を進めましょう!

解説

今回の問題の答えは「4」です。

また、途中の計算式は次のようになります。

4−4÷4×4+4
=4−1×4+4
=4−4+4
=0+4
=4

計算の詳細を確認してみましょう。

まず、四則演算の混ざった計算式では、次の順で計算をしなければいけません。

左から順に計算するのは間違いなので、注意しましょう。

<四則演算の混ざった式の計算の順番>
(1)カッコの中の計算
(2)掛け算・割り算の計算
(3)足し算・引き算の計算

今回の計算にカッコはないので、掛け算・割り算から計算します。

「4÷4×4」の部分の計算です。

掛け算と割り算の優先度は等しいので、この場合は左から計算します。

4÷4×4
=1×4
=4

これによって、元の式は「4−4+4」となりました。

足し算と引き算だけの式ですが、これらも優先度は同じなので、左から計算しましょう。

=4−4+4
=0+4
=4

4ばかり並ぶ計算式で、答えも「4」という結果になりましたね!

まとめ

正しく計算のきまりを理解していないと、間違えてしまう問題でした。

計算の際は電卓を使ってしまいがちですが、基礎的な計算力を失わないようにしたいですね!

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

監修:株式会社カルチャー・プロ(公式HP / インスタグラム

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「誠実なモノづくり」を信条とし、高い専門性を有する編集者が幼児から大人向けまで幅広い年代に向けての学習教材を制作する編集プロダクション。家庭や学校、塾などで日々使われている教材だけでなく各種テストや教養系の一般書などを制作。社会や教育を取り囲む環境の変化に対応するため、新しい技術にも着目し、教育業界の未来も模索しながら、下支えしている会社。社内はフラットに意見が言い合える雰囲気で、パートナー、クライアントからの信頼も厚い。


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