割り算の計算を正しく理解しているでしょうか。
その中でも、「0を含んだ割り算」は勘違いをしている方も多い問題の一つです。
問題に挑戦し、正しく理解できているかどうかを確認しましょう。
問題
次の計算をしなさい。
0÷8÷8
「0の割り算はできない」と思っている方がいるかもしれませんが、それは正しくありません。
解説
今回の問題の答えは「0」です。
「割られる数が0」である割り算は、答えが必ず「0」になります。
つまり、次のように計算が可能です。
0÷8÷8
=0÷8
=0
0÷□=0になる理由
ここでは0÷□=0(□は0以外の数)になる理由を考えてみまます。
まずは、通常の割り算の考え方を確認しましょう。
例えば「15÷3」の割り算を考えるときは、「3の段で答えが15になる数」を探します。
15÷3を考える。
「3×□=15」となる□を探す。
□=5なので、15÷3=5
これは、小学校で学習する割り算の計算方法です。
同じように、「0を割る計算」をしてみましょう。
「0÷8」の割り算を考えるときは、「8の段で答えが0になる数」を探します。
0÷8を考える。
「8×□=0」となる□を探す。
□=0なので、0÷8=0
ここでは「0÷8」をしましたが、割る数が変わっても「掛け算すると0になる」のは「0」だけです。
つまり、「0÷□」の計算は、必ず答えが「0」になるということが分かります。
ちなみに、よく勘違いするのは「□÷0」の計算との違いです。
「0で割る計算」は定義されていないので、「解なし」「計算できない」ということになります。
0÷□は答えが必ず0
□÷0は計算できない
どちらも0を含んだ割り算ですが、意味が全く違うので注意しましょう。
まとめ
簡単なように思えて、意外と勘違いの多い問題です。
忘れていた方は、ぜひ他の記事の問題にも挑戦してみてください!
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
0を含む計算にもう一問挑戦!