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意外と間違える大人が多いかも?!「(−2)^3+(−3)^4」→5秒で解ける?

  • 2024.7.11
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計算問題では、どの順で計算をするかが大切です。

掛け算・割り算が、足し算・引き算よりもの優先というのは多くの人が知っているはずですが、累乗の計算が入っているとどうなるでしょうか。

今回は、そのような問題に挑戦しましょう。

問題

次の計算をしなさい。
(−2)^3+(−3)^4

計算はどの順番ですれば良いのでしょうか。

まずは正しい答えが出せるかどうか、自分自身で計算してみましょう。

解説

今回の問題の答えは「73」です。

また、途中の計算は次のようになります。

(−2)^3+(−3)^4
=(−8)+(+81)
=(−8)+81
=73

通常、累乗の計算を含む場合は、次の順で計算をします。

(1)累乗の計算
(2)掛け算・割り算の計算
(3)足し算・引き算の計算

つまり、今回の問題では「(−2)^3」と「(−3)^4」の累乗の部分から計算をしないといけないということになります。

(−2)^3は、「(−2)を三回掛け算」という意味です。

(−2)^3
=(−2)×(−2)×(−2)
=−8

(−3)^4は、「(−3)を四回掛け算」という意味です。

(−3)^4
=(−3)×(−3)×(−3)×(−3)
=+81

ここまで計算できると、元の式は「(−8)+(+81)」となります。

(−8)+(+81)
=(−8)+81
=73

以上より、今回の問題の答えは「73」となります。

まとめ

計算問題では「累乗」があれば、まずはじめに計算をしてしまいましょう。

間違えてしまった方は、何度も計算練習を繰り返すことで、習熟度を高めることが可能です。

他の記事の問題に挑戦すると良いでしょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」