宅急便が届くと、箱の中の緩衝材がもったいないなと思いながらも、そのまま捨ててしまう人が多いかもしれません。しかし、ゴミになるはずの緩衝材が“猫ちゃんの宝物”の素材になることも!
写真日記(@syashin_nikki)さんが、X(旧Twitter)に「Amazonの箱に入っているあの紙で作った猫ちぐら」の画像を投稿すると、3.6万いいねが集まり(2024/07/25時点)、「凄い!上手!」「猫ちゃんたちが大喜び!」と話題になっています。
いったいどんな内容なのでしょうか?
話題の投稿が、こちら!
Amazonの箱に入ってるあの紙で作った猫ちぐら、やっっっ……と完成した🥹
— 写真日記 (@syashin_nikki) July 17, 2024
手に何個もタコできるし超大変で何度も心折れかけたけど、完成した途端に猫たちが我先にと交互に入ってくれてまじで泣きそうになった
作ってよかった pic.twitter.com/cvQptuXlbd
これは、正真正銘の猫ちぐらではありませんか!緩衝材の紙で作られているとは思えません。
猫ちゃんもすっかりリラックスしてますね。ドーム型になっていてくつろぎやすいようです。
猫ちぐらは、本来は藁(わら)や籐(とう)、柳などで編まれるものですが、紙でも作れるとは驚きでした。投稿者さんの猫への愛情が伝わってきますね。
完成形に猫ちゃんも「おつかれさん!」
投稿者さんに、手作りの猫ちぐらついて詳しくお伺いしました!
---緩衝材で作られたとは驚きです!素材にしようと思ったきっかけを教えてください。
「『いつか何かに使えるかも』と思い取っておいた緩衝材がいよいよ収納できないほどの量となり、ネットで古紙の再利用アイデアを模索していました。そのなかに『新聞紙で作ったバスケット』というものがあり、緩衝材で試しに作ってみたところ、見た目や強度が籐や柳で作ったものと遜色ない仕上がりとなって感激しました」
---なぜ猫ちゃんたちのものを作ろうと思ったのですか?
「ふと、『“編んで作る”ものは、全てこの緩衝材で作れるのではないか』と思いつき、どうせなら愛猫たちに喜んでもらえるものを作りたかったため、猫ちぐら制作に取り掛かりました」
それを縄状にねじった緩衝材で編んでいきました。
— 写真日記 (@syashin_nikki) July 20, 2024
編み方はYouTubeで「猫ちぐら 作り方」と検索して、いろいろな動画を見て勉強しました!
(作ってる最中の写真は邪魔されてるものしかなかった) pic.twitter.com/VzqB2HWsJW
---完成までどれぐらいの時間がかかりましたか?
「およそ1ヵ月です。日によってバラバラですが、平均すると1日に3時間ほどは作業していたかと思います」
---猫ちゃんたちが初めて猫ちぐらを見たときの反応はいかがでしたか?
「完成品を披露したとき、『おーやっと出来たか、おつかれさん!』と言わんばかりに中へぞろぞろと入っていき、使用感を確かめるように寝転がったり爪を研いだりしていました」
---猫ちゃんたちは、自分たちのものを何か作ってくれているとかわかっていたのかもしれませんね。
「制作途中、何度も未完成品の上に乗ってくるなど邪魔をされて、そのたびに『もう少しで出来るから我慢しておくれ』となだめていたので、まだかまだかと待ち侘びていたようです」
---そんなに喜んでくれると、また作りたくなってしまいますね。次の作品も楽しみにしています!
「素晴らしい出来栄え」「猫ちゃん大喜び」
こちらの投稿を見た人たちからは、さまざまなコメントが寄せられていました。
素晴らしい出来栄えですね
猫ちゃんの満足そうな顔がとってもかわいいです。
わー、すごい。
猫ちゃんたち、大喜びですね。
あの紙を有効利用なさっていて素晴らしいと思います。
あれがこれになるなんて!
凄いです!
猫たちへの愛情の深さが伝わります!
リサイクルの着眼点を賞賛する声
そんなリサイクルが!? 作りたい!!!!!!!
すごい! 天ぷらする時の油落としにすることしか浮かびませんでした
あの紙がこれに?! すごいっ!売り物かと思いました!
あまりに見事な出来栄えに「うちで買った猫ちぐらそっくり」「売り物かと思った」と感心する声が続々。また、ゴミ同然の緩衝材をリサイクルするという発想にも賞賛が寄せられていました。
1ヵ月もかけて制作した投稿者さんの愛情に胸を打たれる投稿でした。
取材協力:写真日記(@syashin_nikki)