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「スイカを描きました」キャンバスの正体に「すげぇ」「リアルすぎる!」

  • 2024.7.28

子どもの夏休みの自由課題。身近なもので楽しく取り組めるものはないかな?と模索している方も多いのではないでしょうか。

ボトルキャップアーティスト・画家の西倉ミト(@n_mito0813)さんが、ある身近なものに描いた夏の風物をX(旧Twitter)に投稿すると、「リアルすぎる!」「立体感やべぇ」「叩いたらいい音しそう」と話題になっています。

いったいどんな内容なのでしょうか?

その投稿が、こちら!

お茶のペットボトルのキャップに見事に実ったスイカ!?まんまると立体的に描かれています!

さらに、スイカを「切ってみた」と、その断面図を描いた西倉ミトさん。

今にも果汁が溢れ出しそうなほどのみずみずしさ、さらには細かいタネの部分の表現は、まさに圧巻です!

奥深い!「ボトルキャップアート」

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出典:西倉ミト|SINGLE CAP ART(@n_mito0813)さん

西倉ミトさんに今回の作品について詳しくお伺いしました!

---とてもペットボトルのキャップには見えません!どのような工夫をして球体に見えるように描かれたのでしょうか?

どこから光が当たっているかを考えながらグラデーションになるよう色を塗り重ねていきました。スイカの下部を少し明るくすることで床からの反射光を表現し、立体的に見えるよう工夫しました」

---切ったスイカでこだわった部分もお聞かせください。

「切ったスイカは、シャリ感やみずみずしさが伝わるよう陰影や光沢を丁寧に描写したことと、キャップの側面にも模様を描いたことです」

---細かい工夫が光っています。スイカの表面と切ったスイカ、それぞれ制作時間はどのくらいでしたか?

「同時に描き進め、どちらも構想から完成まで2時間ほどかかりました」

---たった2時間で!ボトルキャップアーティストになった経緯を教えてください。

「元々は普通の大きさの紙やキャンバスに細かい描写で風景や動物を描いていたのですが、知り合いの方から『細かな絵が得意なら、もっと小さなものに描いてみてはどうか』とアドバイスを頂き、作品の方向性を見直すことにしました」

---お知り合いのアドバイスがきっかけになったんですね

「地元のショッピングモールで小学生が作ったペットボトルキャップのモザイクアートを見かけ、『小さなキャップに絵を描いたら面白いのでは!』とひらめいたことがきっかけでボトルキャップに描き始めました」

---小学生の作品からひらめきをもらったなんて素敵ですね!

他にもとても繊細で、静かな時間が流れるかのような作品の数々。餃子を頬張る音や、蝉の鳴き声までも聞こえてきそう!思わず息を飲むほどの美しさですね。

「たまらん」「今すぐ冷蔵庫へ!」

スイカの投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。

パカーンと切りたい!
砂浜に置いてスイカ割りしたくなる〜
果肉がギッシリ詰まっていてちょうど良い食べ頃ですね
縁側で食べる風景が、浮かぶよう
ジューシー!皮もしっかり描かれてる!
すげぇえええぇ!? 切ったらさらにリアルだった

最初に立体的なスイカの写真を投稿した西倉ミトさん。翌日に「切ってみた」を投稿した際には、「昨日のスイカが切れてるー!」「切ってほしいな〜と思っていた。ありがとう」など、この作品が2部構成だったことを喜ぶ声が多数上がりました。

まさかペットボトルのキャップがこんなに素敵なアートになるなんて!これからの西倉ミトさんの作品が楽しみですね。



取材提供:西倉ミト|SINGLE CAP ART(@n_mito0813)さん