化石の発掘といえば、ハンマーとタガネを使って岩石から掘り出すもの、という印象がありますよね。なかなか見つからないものと思っている人も多いのではないでしょうか。
すさみ町立エビとカニの水族館(@ebikaniaquarium)さんが、東京駅のど真ん中で見つけた化石をX(旧Twitter)に投稿すると、3万いいねが集まり(2024/7/4時点)、「素敵」「羨ましい」「知らなかった」と話題になっています。
東京駅のど真ん中で見つけられる化石とはいったい…?
話題の投稿がこちら!
お仕事で東京に来ておりますが
— すさみ町立エビとカニの水族館 (@ebikaniaquarium) June 26, 2024
な、なんと
東京駅のど真ん中でカニ発見⁉︎
知る人ぞ知るカニの化石です🦀
(この子を見つけるために3時間以上駅内をさまよっていたのは内緒。) pic.twitter.com/UwUmGQFtap
まさしくカニ…!
大理石の柱に、まさにカニがハサミをあげている姿が見て取れます。しかも、小さなカニがポツンではなく、写真に写っている手と比較してもかなり大きめのカニがドンといるではないですか!
東京駅でカニの化石を見つけられるなんて、ロマンを感じますね。
こちらは、和歌山県にある「すさみ町立エビとカニの水族館」さんの投稿。水族館には、世界中から集めたエビとカニを中心に、地元で採集された魚が展示されています。
カニさんを展示している水族館さんにとっては、より興味深い化石だったことでしょう。
カニさんの化石はどこに?
投稿者さんに、こちらの化石について詳しくお伺いしました。
---大理石に化石があるなんて驚きました。こちらは東京駅のどの辺りにあるのでしょうか。
「化石は、改札内の北陸新幹線南乗り換え口付近にある大理石の柱にあります。化石の隣には『ごまたまご』のポスターが大きく出ていたので、ポスターの変更がない限りは目印になるかと思います」
---こちらの化石を知ったきっかけは何だったのでしょう?
「私がこちらを知ったきっかけも数年前のX(旧Twitter)での投稿でした」
---そうだったのですね!今回の投稿は化石のものでしたが、「すさみ町立エビとカニの水族館」さんでのオススメのカニさんの展示などはありますか?
「世界最大のカニとしても知られるタカアシガニに実際に触れることのできるタッチングプールは、多くの方に人気があります。ゼロ距離で触れ合うことで、生き物への興味関心を持っていただき、より一層魅力を深めるきっかけづくりを提供しております」
---それは人気が集まりそうですね!魅力を深めるきっかけ作りという考え方も素敵です。
カニの化石に驚きの声!
こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。
おおおおお!!!!!本当に化石だ!!!!!
素敵!大理石の醍醐味じゃん!!!!!!
東京駅のどこだろう………毎日通っているのに知らなかった………
よくみつけたなぁ
ほかの場所でも
こういうの楽しいですよね
カニではないですが、三越前駅構内ではアンモナイトとべレムナイトの化石が見られます。
巻き貝とか見たことあるけどカニは珍しい
デパートの床石や柱にも結構化石が見つかるとか
東京駅以外にも化石が見つかる場所があるといいます。思わぬところで化石を見つけられたらラッキーですね!
取材協力:すさみ町立エビとカニの水族館(@ebikaniaquarium)さん