1. トップ
  2. 「自然やせ力」を育てるには? 寝る2時間前から“やってはいけない習慣”があった…!

「自然やせ力」を育てるには? 寝る2時間前から“やってはいけない習慣”があった…!

  • 2024.10.21
undefined
出典元:photoAC(※画像はイメージです)

ダイエットや運動をいくらしても痩せないと悩んでいる方は少なくないのではないでしょうか。実は、生活習慣を少し変えるだけで、自然と痩せやすくなる方法があるんです。第6章「眠って養生」から、自然と痩せる睡眠方法を紹介します。

【本記事はElly・著『自然やせ力 運動オタクが運動やめたらー10kg! やせ細胞を120%呼び覚ます養生』(Gakken)より一部抜粋して掲載しています。】

シンデレラタイムで布団に入る

「深い眠り=ノンレム睡眠」には「潤沢な血液」が必要です。夢をよく見る、寝汗をかきやすい方、朝すっきり起きられないという方は、日常生活で血液を消耗しやすく、眠りが浅い比率が高いかもしれません。

眠りから約90分後に訪れる「最初の深い睡眠」を「肝の時間=1〜3時」にとることで、より多くの「血液」が生成され、眠りの質が高まります。脂肪燃焼や細胞修復の「成長ホルモン」の分泌も、最初の「ノンレム睡眠」で起きます。

お風呂に入るのは寝る2時間前に

床に就く90分前にお風呂から上がると、就寝開始にちょうど深部温度が下がって「眠気」がやってきます。体に熱がたまったままだと、緊張感や脳の動きなど「陽のエネルギー」がおさまらず、眠りにつきにくくなります。

普段から足や手のマッサージをして、毛細血管を元気にしておくことも「眠り」にはとても大事なことです。

翌日の準備をして寝る

心配事は脳の熱を活発にし、緊張やストレスを生み出し、熟睡の質に大きくかかわります。忙しい人ほど、脳に「今日と明日の違い」を明確にしてあげることが大切です。

また、翌日の服や持ち物を準備しておくことで、寝過ごしや遅刻、忘れ物などの心配も少なくなります。やることを整理すると、仕事がはかどったり体調や精神が安定したりするのは、脳の心配事が減るからなのです。

寝る2時間前からやってはいけない習慣

熟睡は「体内時計」に合わせた活動と、「血液を消耗しない習慣」が必須です。体内時計は「光」でセットされます。寝る前のスマホやパソコンの画面から発する「ブルーライト」は日光の紫外線と同じ働きを持ち、「まだ昼だから寝ないで」という信号を脳に送っているのと同じこと。寝る前の筋トレも、体内時計に「まだ活動モード」のサインを出してしまいます。

寝酒も避けるのがベターです。肝臓にとって睡眠時は血液貯蔵の時間ですが、寝酒で「解毒」が優先されると血液が消耗し、寝つきが悪くなります。

快眠で「自然やせ力」をアップ

undefined
出典元:photoAC(※画像はイメージです)

痩せることと寝ることは、一見関係ないように見えて、実は深くつながっています。快適な睡眠を取ることで、代謝があがり、その結果として「自然やせ力」が向上します。自然に痩せる体を手に入れるために、今回紹介した睡眠方法をぜひ試してみてくださいね。


Elly・著『自然やせ力 運動オタクが運動やめたらー10kg! やせ細胞を120%呼び覚ます養生』(Gakken)より