「何に見える？」あなたの“軽薄度”がわかる心理テスト

2024.10.3

軽い調子で、あまり物事を深く考えておらず、慎重さにかける人のことを軽薄な人と言います。そういう人は、他人から重い悩みを相談されても「なんとかなるんじゃないの」とテキトーなことを言って済ませようとするのではないでしょうか。誠実さに欠けるところがあるため、少しずつ周りの人も離れていってしまうのかもしれません。では、あなたの“軽薄度”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.デスク

2.ベンチ

3.ガードレール

4.ハードル

1.デスクに見えた人は「軽薄度40%」

図形がデスクに見えた人は、軽薄度が40%とやや低めかもしれません。あなたはそれほど軽薄という印象はない人でしょう。考えるべきことはきちんと考えるでしょうし、それなりに慎重さもありそうです。あなたに相談すれば、それなりにきちんと聞いてもらえると感じている人も多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、視野が広く色々な角度から物事を考えることができる人でしょう。どちらかというと現実的ですが、若干楽観視しやすいところはあるかもしれません。気休めで「まあなんとかなるよ」と何の根拠もないようなことを言うことはありますが、あなたのそういう楽観的な言葉に救われる人も多そうです。

あなたの場合、重い話を聞いてもそれほど深刻になりすぎないところがありそうです。そういうところで、物足りなさを感じる人もいるでしょうし、逆に気持ちが軽くなる人もいるかもしれません。軽薄というわけではなく、おおらかで思い詰めすぎない性格ゆえではないでしょうか。

2.ベンチに見えた人は「軽薄度80%」

図形がベンチに見えた人は、軽薄度が80%とかなり高めかもしれません。あなたは実はかなり軽薄な人なのではないでしょうか。物事を深く考えるのが好きではなく、いつもテキトーに返事をしていそうです。あなたに相談しても「なんとかなるよ」と軽い調子で言われてしまい、物足りなさを感じる人も多そうです。

このタイプの人は、回避的で楽をしたい気持ちの強い人でしょう。怖いこと、つらいこと、しんどいことなどからは目を背けて生きていたいという気持ちが強いのではないでしょうか。深刻そうな悩みを抱えている人とは距離を取りたいと思ってしまうようです。自分には関係ない、重い空気は嫌だと相手を避ける行動を取ってしまうかもしれません。

本当は気が小さくビビリなので、そういう重い話を受け止めきれないと感じているのではないでしょうか。だからこそ、軽薄な感じで対応し、自分から遠ざけようとしているのかもしれません。同じタイプの人とは気が合いますが、結局お互いにつらいことがあると疎遠になってしまい、関係が長くは続かなそうです。

3.ガードレールに見えた人は「軽薄度20%」

図形がガードレールに見えた人は、軽薄度が20%とかなり低めかもしれません。あなたは軽薄とは真逆な人なのではないでしょうか。深刻に物事を考えすぎてしまい、あなた自身が重苦しい気持ちになってしまうことがありそうです。あなた自身も、もう少し気持ちを軽くしたいと思うことがあるのではないでしょうか。

このタイプの人は、思慮深く悩みやすいところがありそうです。ちょっとしたことでも、深々と悩んでしまい、悩みが尽きないのではないでしょうか。周りの人が軽く考えて流してしまうような問題も、あなたにとっては結構引っ掛かりを感じる問題となってしまい、真剣に考え続けてしまいそうです。

軽い調子であなたに相談したら、思いの外深刻な感じで悩まれてしまい、戸惑う人もいるかもしれません。あなたの深刻さに引っ張られるのが嫌で、相談しない人もいるのではないでしょうか。あなた自身がとてもしんどい思いをしてしまいますので、もう少しおおらかに構えられる部分は構えられようになるとよいのではないでしょうか。

4.ハードルに見えた人は「軽薄度60%」

図形がハードルに見えた人は、軽薄度が60%とやや高めかもしれません。若干発言が軽い感じになってしまうことがあるのではないでしょうか。相手は真剣に悩んで、あなたに相談しているのに笑って「気にしすぎ！」と言ってしまうなど、少し相手と温度差ができやすいかもしれません。

このタイプの人は、前向きでまっすぐな性格をしていそうです。あなた自身、クヨクヨ悩むのが好きではなく、考えるよりも先に体が動く方なのかもしれません。考えたって仕方がないと思う部分もあるのではないでしょうか。そのため、クヨクヨ悩んでいる人を見ると、叱咤激励したくなってしまうのかもしれません。

あなたはそんなつもりがなくても、相手は自分の悩みを軽んじられたように感じてしまう可能性はありそうです。あなたは実際に自分ならどうにかできそうだと感じて「どうにかなるよ」と言ったとしても、相手はそんなテキトーなことを言ってと思ってしまうかもしれません。相手の力量やタイプに合わせて考えることができると、軽薄だとは思われなくなるのではないでしょうか。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。