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大人が意外と解けない数学「0.25×4.4+(−1)」→正しく計算できる?

  • 2024.6.20
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小数を含む計算問題は、特に小数点以下の位が細かくなるほど難しいと感じることがありますね。

今回は1/100の位の小数も登場し、負の数も扱います。

しかし、正確に計算することできっと問題なく解けるはずです。

問題

次の問題を解いてください。
0.25×4.4+(−1)

解答

正解は、「0.1」です。

小数の掛け算、負の数の足し算、それぞれのパートを正しく計算できたでしょうか。

次の「ポイント」で計算過程を確認してみましょう。

ポイント

それでは、「小数の掛け算」「負の数の足し算」それぞれの計算ポイントを順に解説していきます。

小数の掛け算

0.25×4.4を筆算で解くと、次のようになります。

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小数の掛け算では、まず整数のように掛け算を行います。

その答えに対して、掛ける数、掛けられる数の小数点以下桁数の和の分だけ小数点を移動させるのがポイントです。

この問題では、0.25が小数点以下2桁、4.4が小数点以下1桁だったので、2+1=3桁分答えの小数点を動かしました。

負の数の足し算

次に、小数の掛け算で算出した1.1に、−1を足します。

1.1+(−1)

負の数の足し算は、引き算として考えるのがポイントです。

−1は−1.0のことなので、後は以下のように桁をそろえて計算します。

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1.1+(−1)
=1.1−1.0
=0.1

これで答えの「0.1」が算出できました。

まとめ

今回は、1/100の位までの小数と負の数の計算問題に挑戦しました。

解答するためには複数の知識が必要でしたね。

もし正解できたならそれだけ算数や数学の知識がしっかり身についているということです。

自信をもって他の問題にも取り組んでみましょう。



文(編集):VY

数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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