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西尾維新の『アニメ・物語シリーズ』で“最も好きな物語”ランキング!3位「猫物語(黒)」、2位「偽物語」を抑え1位だったのは?【ファン147人に聞いた】

  • 2024.7.4
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写真:PIXTA

『化物語』は、西尾維新によるライトノベルシリーズで、独特の語り口と魅力的なキャラクターたちが特徴の作品です。
物語は、高校生の阿良々木暦が吸血鬼の力を持つ忍野忍(キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード)や様々な怪異に取り憑かれた少女たちと出会い、彼女たちを助けるために奔走する姿を描いています。

本シリーズは、アニメ化や映画化もされ、会話劇のテンポやキャラクターの心理描写が高く評価されています。
『化物語』を皮切りに、『偽物語』『猫物語』『終物語』など、シリーズ全体がアニメ化されており、それぞれのエピソードが忠実に再現されています。

また、劇場版アニメとしては『傷物語』が3部作として公開され、暦と忍野忍の出会いを描いた前日譚が詳細に描かれており、この映画版も高いクオリティと緊迫感あふれるストーリーテリングで、多くのファンを魅了しました。

今回は、ファン147名を対象に「物語シリーズで最も好きな物語は?」というアンケートを実施しました。果たして、ファンが選ぶ1位はどの物語か?気になる投票結果をランキング形式でご紹介します!

【第3位】猫物語(黒)(10票)

第3位に輝いたのは「猫物語(黒)

『猫物語(黒)』は「つばさファミリー」1つのみのエピソードで構成され、アニメ放送順では3タイトル目となる作品です。

物語は、阿良々木暦がゴールデンウィーク中に体験した出来事を中心に描かれます。このエピソードは、羽川翼が主役となり、怪異「ブラック羽川」に取り憑かれる過程とその解決に焦点が当てられています。

羽川翼は、普段は優等生で大人しい性格ですが、家族問題や心の葛藤が原因で、ストレスが蓄積され、それが猫の姿をした羽川の別人格「ブラック羽川」という怪異として現れます。阿良々木暦は、怪異の専門家である忍野メメの助けを借りながら、羽川を助けるために奮闘します。

ちょっと話が難解。ほぼ無敵状態の羽川。でも主人公の暦は羽川を助けるため、最後の最後でとんでもない捨て身の作戦で、文字通り体を張る。いかにも推理小説家が考えたっぽく、これが予想がつかない。そこが面白い。(50代・男性)
全編通して、名言が心に響く。「人を好きになるなんて犬が吠えるくらい当たり前のことなんだから、そんな思い悩むことないんだよ」(60代・男性)
暦とブラック羽川の対峙は、羽川のこれまでの真意が伝わってくるし、暦の揺るがない意思も伝わってきて、2人ともこの後、より成長したなと感じさせるから。(50代・男性)

【第2位】偽物語(15票)

第2位に輝いたのは、「偽物語

『偽物語』は、「かれんビー」「つきひフェニックス」の2つのエピソードで構成され、放送順では2タイトル目です。

阿良々木暦の2人の妹を中心に描かれており、「かれんビー」では、暦の妹である阿良々木火憐(姉妹の姉)が、詐欺師・貝木泥舟によって引き起こされた呪いに立ち向かいます。火憐は自分の正義感から行動しますが、その行動が彼女自身と周囲に危険をもたらすことに…
「つきひフェニックス」では、阿良々木月火(姉妹の妹)が不死の怪異「フェニックス」に取り憑かれていることが明らかになります。暦は、月火を守るために戦い、その過程で家族の絆や彼自身の覚悟を試されます。

アニメで見ましたが、自分の家族が怪異かもしれないというストーリーラインに驚かされ、ついつい引き込まれてしまいました。(40代・男性)
ファイヤーシスターズがかわいいから。貝木との出会いなど物語の展開がおもしろいから。意志がある偽物は本物より価値が高いから。(30代・女性)
笑いあり、涙ありで緩急がついて最後まで飽きない。アクションも見応えがある。(40代・男性)

【第1位】化物語(82票)

栄えある第1位に輝いたのは「化物語」でした!

『化物語』は、「ひたぎクラブ」「まよいマイマイ」「するがモンキー」「なでこスネイク」「つばさキャット」の5つのエピソードで構成され、『〈物語〉シリーズ』の記念すべき第一作目です。

物語は5つの各エピソードそれぞれ異なるヒロインが登場し、『ひたぎクラブ』では戦場ヶ原ひたぎ、『まよいマイマイ』ではカタツムリ八九寺真宵、『するがモンキー』では神原駿河、『なでこスネイク』では千石撫子、『つばさキャット』では羽川翼が主役となり、主人公の阿良々木暦が、それぞれの怪異とヒロインたちを助けるために奔走します。

アニメ版第1作目となった本作は、シャフトによって制作され、その斬新な映像表現と独特の演出が話題となりました。 元々ライトノベルシリーズも人気が高かった物語シリーズですが、アニメ版によってさらに人気を拡大させていきました。

一番はまったから。当時のアニメーションでは、斬新な表現が多かったし、曲もよかった。(30代・女性)
登場人物が個性的で、阿良々木君によるナレーションが面白い。最初に放送されたもので、インパクトがあった。(50代・男性)
原点であり、頂点。このシリーズが起点となり、他の物語にも繋がっていったし、初めてアニメで見たときは、ストーリーとしての面白さも、コメディ的な面白さも衝撃だった。(30代・男性)

調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
調査対象:全国の10代~70代
有効回答数:147

※記載している回答は原文ママ