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チャボの羽をめくると… 隠れていた“まさかの動物”に「ん???」「紛れ込んでたねw」

  • 2024.7.2

小さな赤ちゃんを大切にお世話する親の愛情が偉大なのは、人間の世界でも動物の世界でも同じ。

元動物園飼育員で、牛久ペットセンターを営む鳥屋の牛久(@ushiku_bird)さんが、チャボのお母さんとアヒルの雛の様子をX(旧Twitter)上に投稿したところ、「あれ?」「ひよこ?」などのコメントと3.1万いいね(2024/6/25時点)が集まりました。

チャボ母さんが孵化させた雛はどんな様子だったのでしょうか?

その投稿がこちら!

チャボ母さんの真っ白な羽をそっと持ち上げると、その下から黄色いふわふわの毛がチラリ!

あ、ヒヨコだ!そう思っていると…?

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出典:鳥屋の牛久(@ushiku_bird)さん

あれ…?

ヒヨコ…じゃない!?

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出典:鳥屋の牛久(@ushiku_bird)さん

チャボ母さんの羽の下から現れたのは、チャボの雛ではなく、なんと、コールダックという小型のアヒルの雛!

くちばしと足の水かきが、ヒヨコとは異なりますね。

なぜチャボ母さんはコールダックの雛を孵化させることに? 気になる理由を、鳥屋の牛久さんにお伺いしました。

今までも「仮母」としてニワトリやキジ類の卵を孵化させた経験を持つチャボ母さん

---どういった経緯でチャボ母さんが子育てを始めたのでしょうか?

「経緯としては、チャボが卵を温め始めたので、それを回収し、コールダックの卵を入れ替えました。孵化条件が異なる種類でも孵化させることができるのか、知るために行いました」

---孵化条件に関する実験だったのですね。こちらのチャボ母さんは今までほかの種類の鳥さんのお世話をしたことがあるのでしょうか?

「『仮母(かぼ)』として、別の品種のニワトリやキジ類の卵を孵化させた経験はありますアヒルなどの水鳥は初めてです」

その後のチャボ母さんとコールダックの赤ちゃんの様子はこちら!

コールダックの赤ちゃんの「もしや、自分のことかわいいってわかってる…!?」と感じさせてくれるカメラ目線や仕草がとってもキュートですね。

「え?あひよこ?」大混乱のユーザーたち

こちらの投稿にはさまざまなコメントが寄せられていました。

ひよ・・・?みずかき・・・?
あひよこ!!
ん???
紛れ込んでたねw
種が違くても愛情ってやっぱりあるんだね。表情w
生みの親より育ての親とはよく言ったものですね 鳥族でもそうなんだね

チャボ母さんの真っ白な羽の下から姿を現したコールダックの赤ちゃんに、「え?」「ひよこ…じゃない?」「アヒル?」など、多くの方が大混乱。雛を優しくお世話するチャボ母さんの様子に、種類を超えた母の愛を感じる方も多いようでした。

コールダックの赤ちゃん、これからもチャボ母さんに見守られながらすくすく成長してほしいですね!

※2024年6月27日現在、チャボとコールダックの雛は別々に飼育しています。



取材協力:鳥屋の牛久(@ushiku_bird)さん