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大人が意外と忘れてる算数「2+3−4×4÷8」→正しく計算できる?

  • 2024.6.27
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今回は、大人でも久しぶりに挑戦すると意外と間違えてしまう問題です。

単純な計算問題だと思って取り組むと、ミスをしてしまうかもしれません。

それもそのはず、実はこの問題にはあるポイントがあり、それを知らないと正しく計算できないのです。

皆さんは、小学校で習ったそのポイントを覚えていますか?もし忘れてしまっていたら、しっかりと復習しておきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
2+3−4×4÷8

計算攻略のためのポイントは「計算順序」です。

詳しく計算をみていきましょう。

解説

まず、この問題の答えは「3」です。

正しく計算するためには、単純に左から順番に計算してはいけません。

この問題のように足し算・引き算・掛け算・割り算が入り混じった式を「四則演算」といいます。

(引き算を足し算の仲間、割り算を掛け算の仲間と捉えて、足し算と掛け算が混ざった式を四則演算という考え方もあります。)

そのような四則演算では、計算する順序が決まっています。

四則演算の計算順序
1.掛け算・割り算
2.足し算・引き算
の順で計算する。

つまり、この問題においては、4×4÷8から計算して、その後に足し算・引き算を計算します。

掛け算・割り算部分は左から計算します。

4×4÷8
=16÷8
=2

これで残す計算は足し算・引き算だけです。

2+3-4×4÷8
=2+3-2
=5-2
=3

と計算できました。ちなみに、足し算・引き算のみであれば計算する順番は自由に入れ替えることが可能なので、

2+3−4×4÷8
=2+3−2
=2−2+3
=3

と、2を打ち消し合うようにして計算することも可能です。

これは、今回の問題より計算式が長い問題の方が効果絶大かもしれませんので、計算テクニックとして覚えておいて損はないでしょう。

まとめ

懐かしい四則演算の計算問題に挑戦してみました。この計算順序は算数のどんな問題を解くとしても基本になる部分なので、もし忘れていたら、また明日にでも同じ問題で復習しておきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文・編集:うおうお  数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。

監修:株式会社かえでプロダクション(公式HP

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「編集技術で過去と未来をつなぐ」小学生・中学生・高校生の学習用教材を執筆・編集・校正する編集専門のプロダクション。英語・算数/数学・国語・理科・社会の主要5科目のテキストやドリル、テストや模試、デジタル系の教材など幅広く制作。教材からできる教育を目指し、教育業界を支える会社。会社独自の福利厚生が充実しており、社員が働きやすい環境を整え、新しい働き方で第三者機関から認定を受けている。


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