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大人が意外と解けない算数「9+5−8×6÷4」→秒で解ける?

  • 2024.6.18
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計算式を解く際には、計算法則のルールに則って計算していきます。

今回は「+、−、×、÷」といった四則演算が全て含まれた計算式に挑戦します。

四則演算の計算の順番を確認していきましょう。

問題

次の問題を解いてください。
9+5−8×6÷4

解答

正解は、「2」です。

計算式が長いわりには、シンプルな答えになりましたね。

ではどうやって答えを出すのか、次の「ポイント」で確認してみましょう。

ポイント

この問題のポイントは、四則演算の計算の順番です。

算数のルール上、計算の優先順は次のように決まっています。

1.括弧の中
2.掛け算、割り算
3.足し算、引き算

優先度が同じレベルの部分があれば、左から順に計算していきます。

今回の問題には、括弧が登場しないため、最初に計算するのは掛け算、割り算の部分になります。

9+5−8×6÷4

最初は一番左の掛け算・割り算になる8×6の部分から計算し、次に÷4を計算します。

あとは足し算と引き算の式が残るため、左から順に計算していけばOKです。

具体的には、次のように計算していきます。

9+5−8×6÷4←最初に−8×6
=9+5−48÷4←次に−48÷4
=9+5−12←あとは左から順に解く
=14−12
=2

これで答えが出ましたね。

もし、このルールが思い出せずに左から順に計算してしまうと......

9+5−8×6÷4
=14−8×6÷4
=6×6÷4
=36÷4
=9

このように誤った答えが出てしまいます。

まとめ

今回は、足し算、引き算、掛け算、割り算、四つの計算記号が入った問題に挑戦しました。

「掛け算、割り算を先にする」という計算ルールを思い出して、正解にたどり着けたでしょうか。

この計算ルールは、計算問題を解く上でとても大切なものです。ぜひ、思い出してくださいね。



文:VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。

監修:堀口智之(ほりぐち ともゆき)

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和から株式会社代表取締役
大人のための数学教室「和」(なごみ) 創業者
大人の数トレ教室 代表
一般社団法人ビジネス数学協会 理事

2010年に、日本で初めて「社会人専門の数学教室」を創業。講師40名、累計受講者20,000人を超えるほどに成長。日本最大級数学イベント「ロマンティック数学ナイト」の企画・創設。延べ10万人以上が参加。2022年に、youtube「大人の数トレチャンネル」を本格稼働を開始。約1年でチャンネル登録者数4万人を超えるまで成長。


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