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「1番つらい」「衝撃」三姉妹に見知らぬ弟がいた?家族をつないだ“母”の姿にSNSは涙...

  • 2024.5.31

川口春奈が主演するTBSの金曜ドラマ『9ボーダー』(毎週金曜よる10時)第6話が5月24日に放送。失踪していた父・五郎(高橋克実)が、謎の少年(齋藤潤)と共に帰ってきた。五郎のマイペースさに苛立ちながらも、少年を迎え入れる七苗(川口春奈)たち三姉妹。SNSで「何者!?」「コウタロウの弟?」などの考察が白熱していた謎の少年は果たして…?

謎の少年はなんと三姉妹の弟・九吾!

五郎がつれてきた少年の名前が「九吾」と聞き、 三姉妹は、大庭家の名前の法則性から、自分たちと関係があるのではと予感する。九吾は、父・五郎と母・みどりが離婚後に生まれた三姉妹の弟とのこと。母の実家の長野で育つも、母と祖母が亡くなったため、五郎が「おおば湯」に連れてきたことが判明し、SNSでは驚きの声が続出した。

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金曜ドラマ『9ボーダー』第6話より (C)TBS

弟がいたことが衝撃で、母と祖母が亡くなったという事実があまりにも痛切。母が出て行った時、八海(畑芽育)はまだ幼なく、母との思い出は少ない。それだけに、母が自分たちを置いて弟を育てていたという事実を知り、“捨てられた”と思うのも無理はなく…。SNSでも「衝撃」「そりゃあ冷静ではおれんよ」「八海が1番辛くない?」と、視聴者も心が揺さぶられている様子だった。

一方、七苗は家を出ていこうとする母を引き留めなかったことを後悔、六月(木南晴夏)も両親が不仲だったころに家族のもとを離れてしまったことを悔いた。九吾も、苦労して亡くなった母のことを思うと、父・五郎が是が非でも連れ戻しにこなかったことに不信感が…と、家族それぞれの気持ちが痛切で、胸を締め付けられずにはいられなかった。

九吾が語る知られざる在りし日の母の姿に涙 家族の心の距離が徐々に縮まる

八海と九吾の誕生日が近いこともあり、一緒にお祝いすることになった大庭家。その席で、五郎は自分の身勝手で、母や九吾、娘たちを苦しませてしまったことを改めて謝罪する。九吾が語る亡き母の在りし日の姿は、七苗たちが見てきた母の姿と同じで…。母が「みんな元気でありますように」と毎日お祈りしていたことを知り、責任を感じていた七苗の目から涙がこぼれる。血のつながりがあるとはいえ、心を開くことができなかった九吾が、大庭家の面々の温かさにふれ、誕生日ケーキのロウソクを吹き消して少し笑みを浮かべたシーンにほっこりさせられた。

SNSでは「ずっと涙止まらなかった」「涙ぼろぼろや…」「号泣とかじゃなくて温かい涙が溢れてくる感じ」「お母さんの記憶がほとんどない八海ちゃんの誕生日にお母さんを思い出してみんなでお祝いする。なんか良かった」との声が。それぞれに辛い思いを抱えた三姉妹+弟が、家族そして母の存在で一つになっていく様子に心が温められた。そして、母との思い出が少ない八海が、父から渡された母のレシピノートでその存在を感じることができることが救いにも思えた。

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金曜ドラマ『9ボーダー』第6話より (C)TBS

SNSではほかにも、陽太(木戸大聖)が九吾にかけた「1人でやっていきたいなら、人に頼れ」という力強い言葉に「心に刻みます」「いろんな人のいろんな気持ちに寄り添える陽ちゃん、素敵」、コウタロウ(松下洸平)が弾き語りで披露したバースデーソングにも「優しい声で癒された」「弾き語り最高だった」「かっこ良過ぎ」と反響が続々。

物語は、八海がSNSに投稿した誕生日会のコウタロウ(松下洸平)が映った動画がなぜか拡散されたことで新たな波乱が巻き起こりそうな予感が…。そして、五郎が難色を示す、七苗たちの「おおば湯リニューアル計画」はどうなるのか? 第7話の展開にも期待が高まる。


番組概要:TBS系 金曜ドラマ『9ボーダー』 毎週金曜よる10時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。

※記事内の情報は執筆時点の情報です