「何に見える？」あなたが“陥りやすい人間関係のタイプ”がわかる心理テスト

私たちは、知らず知らずのうちによくない人間関係を作ってしまうことがあります。では、あなたが陥りやすい人間関係はどんなタイプなのでしょうか？心理テストで探ってみましょう

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.角砂糖

2.冷蔵庫

3.マットレス

4.麻雀牌

図形が角砂糖に見えた人が陥りやすい人間関係のタイプは、支配関係かもしれません。知らず知らずのうちに他人を支配する関係性に陥ってしまうことが多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、無意識に他人を振り回している人かもしれません。相手が自分の意に反する行動を取ると、態度で機嫌の悪さを表しているのではないでしょうか。相手は、あなたの機嫌を損ねることを恐れて、あなたの望む行動しか取れなくなっているのかもしれません。

支配というと、強い力や言葉で相手を縛ることを想像しがちですが、態度で相手をコントロールするのも立派な支配です。あなたも大切な相手を無自覚に支配してしまっているかもしれません。思ったことは態度ではなく、言葉で伝えるように意識してみましょう。

図形が冷蔵庫に見えた人が陥りやすい人間関係のタイプは、従属関係かもしれません。知らず知らずのうちに他人に支配される関係性に陥ってしまうことが多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、無意識に他人の願望を先回りして叶えている人かもしれません。相手の気分の変化を察すると、直接言われていなくても意見を撤回したり、行動を変えたりして相手の気分を害さないよう振る舞ってはいないでしょうか。

人間関係は本来対等なもの。どちらか一方が、常に相手の機嫌をうかがい、自分の意見を押し殺して一方に合わせるのは不健全な関係です。時には、ぶつかってでも自分の意見を主張してみると、関係性に変化が生まれるかもしれません。

図形がマットレスに見えた人が陥りやすい人間関係のタイプは、共依存関係かもしれません。知らず知らずのうちにお互いに依存しあう関係性に陥ってしまうことが多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、無意識に他者に寄りかかり過ぎてしまう人かもしれません。自分に自信がなく、相手が離れていかないか常に不安を感じているのではないでしょうか。あるいは、相手には「自分がいないとだめだ」と思い込み、過度に干渉しているのかもしれません。

共依存は、知らないうちに進行し、解消するのもやっかいな関係です。お互いに依存し過ぎかも、と気付けたら健全な関係への第一歩です。お互いに一人で過ごす時間や、それぞれの趣味、人間関係を尊重しながら心地よく一緒にいられる付き合い方を探ってみましょう。

図形が麻雀牌に見えた人が陥りやすい人間関係のタイプは、敵対関係かもしれません。知らず知らずのうちに他人を敵とみなし、攻撃する関係性に陥ってしまうことが多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、無意識に他人と自分を比べている人かもしれません。そのため、友人や恋人といった本来穏やかな関係を築けるはずの相手にも、どこかライバル心や敵対心が芽生えてしまうことがあり、無用な衝突を繰り返しているのではないでしょうか。

あなたにはあなたのよさがあります。それは他人と比べて優劣がつくものではありません。必要以上に他人と比べなくてもよいのです。せめて、身近な友人や恋人とは敵対心を抑えて穏やかな時間を過ごせるようになると、ピリピリした心の状態も落ち着くのではないでしょうか。

ライター：Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います！