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新幹線の『指定席』で…中年男性「ここに座るしかなかったんだ!」私「えっ?!」→続く【衝撃の事実】に唖然

  • 2024.6.5
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出典元:PIXTA(※画像はイメージです)

必ず席に座ることができる、新幹線の指定席。特に大型連休や年末年始は大勢の人が利用し、自由席に必ず座れるとは限らないため、指定席を予約する人も多いでしょう。

今回は、混雑する新幹線で起きた「指定席での驚きのエピソード」についてご紹介します。

帰省ラッシュの新幹線で…

こちらのエピソードは、専業主婦の30代の女性が教えてくれました。

 

3年前、年末に夫の実家へ帰省する時に起きた新幹線での出来事です。

私と夫は3人がけの窓際と真ん中の席を指定席で予約しており、一番端の通路側の席は見知らぬ一人客の中年男性。

帰省ラッシュということもあり、車内はとても混雑していて、指定席もほぼ満席、自由席の人が座れずに指定席の通路にまで溢れてきているほどでした。

「こんな状態じゃトイレに行くのも一苦労だな」と思っていると、途中の停車駅から一人の青年が乗り込み、私たちの席の前でキョロキョロしていました。

そして、通路側の中年男性に、「あの、俺のチケットここの席なんですけど…」と、声をかけました。

するとそのおじさんは、「いやいや、俺も真ん中の席を取ってるんだけどさ、この人たちにもう座られてたからここに座るしかなかったんだよ!」と大声で答えたのです。

真ん中の席というのは私の座っている席のこと。私も夫も「えっ!?」と驚きました。

彼らに何も言わないわけにいかず、「私たちもチケット取っているんですけど、合ってますよね?」と言い、チケットを彼らに見せました。

すると、青年も「俺もチケットあります!」と言って見せてくれました。3人で確認し合ったところ、私たちも青年も、乗車時間や号車や席は合っていて、間違いありません

それを見て、無言でスマホを取り出す、通路側の席に座るおじさん。スマホのアプリで切符を予約しているらしく、予約画面を見ていましたが、なぜか私たち夫婦と若者には見せようとしません。

そこで夫が「画面見せてください」と言うと、しぶしぶ見せてくれましたが、たしかに乗車時間や席も一致している様子です。この状況に、夫が「乗務員さんに聞いてみます」と言って席を立ち、混雑している通路を抜けて乗務員さんを探しに行きました。

しばらくすると、まだ乗務員さんは来ていないというのに、おじさんが無言で席を立ち、私と青年に何も言わずに荷物を持って自由席の号車のほうへ移動していったのです。

私と青年は「??」と顔を見合わせました。

意味がよくわからない状況の中、青年が「座っていいのかな?」とつぶやいたので、私は「いいと思いますよ!」と答えました。

その後、夫が戻ってきたのですが、混雑していて乗務員さんを見つけることができなかったとのこと。ですが、おじさんが無言で消えていったことを夫に伝えると、なるほどというような顔でこう言いました。

「さっきアプリの画面見たけど、あのおじさん、たぶん決済まで確定していなかったんじゃないかと思う…

結局そのままおじさんの姿を見ることはなく、目的地に到着したので新幹線を降りました。

席を間違うことは誰にでも起こりうることだと思いますが、せめて勘違いしていたことについて少しでもいいので、謝罪してもらいたかったなと思いました。

また、夫が混雑している中、乗務員さんを探しに行ったことを知りながら、その帰りも待たずに無言で立ち去るという行動に、ちょっとモヤモヤしてしまいました。

今後同じようなトラブルに巻き込まれないことを願っています。

電子チケットはよく確認を!

近年は駅に行かなくてもWebサイトやアプリで簡単に新幹線のチケットが購入できます。便利な半面、紙のチケットという物理的な「物」がないため、きちんと確認しないと今回のようなトラブルが起こるかもしれません。

こういった場合、無言で立ち去られてしまうと残されたほうはとても困ってしまいます。間違いに気づいたら、素直に謝罪することが大切ですね。



提供:専業主婦/30代女性

※この記事では媒体で募集した体験談を掲載しています