＜怖い話＞元彼の周りをウロウロする「何か」の気配→私「憑いてるんじゃない？」元彼「あ？気づいた？」→直後、“衝撃の真相”にゾッ…

お付き合いをすると、相手の深い部分が見えるようになることがあります。性格だったり、特技だったり、思いもよらぬ過去だったり。中には、現実離れした能力を持っているケースもあるようで……。

本記事では、「元彼が『見えて』いた特殊なもの」についてご紹介します。

彼とのデート中、私の体の内側と通り抜けた「何か」は…

こちらのエピソードは、30代の女性がくわしく教えてくれました。

これは4年前、当時お付き合いしていた男性とのお話です。

彼は私より三つ年下。飲み会で知り合って意気投合、「まずはお友だちから」と交際をスタートしました。

しかし、彼とやり取りを続ける間に、奇妙な出来事が起こるようになったのです。

デート中、ふと手を繋いだ瞬間、自分の中を「ぐにゃぁ」と何か気持ちの悪いものが通り抜け、吐き気をもよおしてしまったり、彼の近くに何か「彼以外」の気配を感じたり……上手く言えないのですが、明らかに変でした。

この世のものではない何者かが彼に関わっているような感覚と言ったらよいのでしょうか。私には霊感なんてなかったはずなのに、でも確かに感じたのです。私と彼の周りをウロウロしている「何か」の気配を。

おかしな感覚がある以外、彼との交際は順調に進み、数回目のデートの後「あなたが好きです。本格的にお付き合いしませんか？」と彼に告白されました。

付き合いたいのは山々だったのですが、どうしても彼の近くにある何者かの気配が気になった私は「変人だと思われるかも」と不安になりつつ、彼に相談してみました。

「私もあなたが好き。付き合いたいと思っているのだけど、あなた、何か良くないものが『憑いて』いると思う。何が憑いているのかはよくわからないけど、お祓いをしてもらったほうがいいかも……？」

彼はどんな反応をするだろう？変に思われるかな、と不安になりながら彼のほうを見たのですが、特に驚くでもなく普通の顔をしています。それどころか、少し笑って「あれ？気づいた？」と言ったのです！

「そうなんだよね。俺には2人『憑いて』てさ」

彼が言うには、1人は彼のことが好きすぎた女性。「結婚してくれないなら死ぬ！」という彼女を拒絶したら、自ら命を絶ってしまったのだそう。もう1人は、事故に遭った時に彼を庇うようにして亡くなってしまった元彼女なのだと彼は言います。

私は衝撃を受けながらも、彼に自分の体験したことを伝えました。

「私、多分その霊たちから警告を受けていると思う。あなたと手を繋ごうとした時、変な感覚が体の中を通り抜けたの。あなたに憑いている人たちが私との交際を反対しているならお付き合いするのは難しいかも」

私の言葉に、彼は「いや、警告ではないと思う。君に接触したってことは、反対はしていないよ。注意しただけじゃない？」と答えました。

今思えば、なんでそんなことをしてしまったのかはわからないのですが、私は彼と交際することを決めました。きっと、怖いもの見たさだと思います。

お付き合いを始めるにあたって、私は彼に電話でこう言いました。「共存はしてもいいけど、彼女たちが私を受け入れないならあなたとは一緒にいない。そう彼女たちに伝えて」。

すると、電話口から彼の声以外にも、聞き取れませんでしたが女性の声が混じってノイズのように聞こえてきました。それ以来、彼に憑いていた幽霊のうちの1人は、いなくなってしまったようでした。私と彼がお付き合いするのが悲しかったのかもしれません。

彼とは数年交際し、同棲までしました。彼との毎日は、「言葉では言い表せないくらい刺激的」でした。なにせ、霊という存在が日常に入り込んでくるようになったのですから。彼と付き合っている間に私にも霊感がついてしまったようで、今では私も幽霊が見えます。

今はもう、彼とはお別れしているのですが、お別れに至る話にもいろいろあって……ここでは話しきれませんが、憑いていた彼女たちの「注意」を素直に聞き入れておくべきだったということだけは言っておきます。

皆さんも、霊感のある人とお付き合いする時はくれぐれも注意してください。

怖いもの見たさで霊感のある男性とお付き合いしていたという方の貴重なお話でした。

投稿者さんがなぜ彼と別れることになったのか、また、彼と過ごしている期間にどんな恐怖体験をしたのかも気になりますね。

提供：会社員/30代女性

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています