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夜行バスで…「私いびきが酷いので」と耳栓を配られる!?→その後、まさかの展開に車内が騒然…

  • 2024.5.1
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

夜間に移動する夜行バスは、眠っているうちに移動ができて、時間を有効に使えます。料金も比較的リーズナブルなことから、旅行や帰省、仕事などで使ったことのある人も多いのではないでしょうか。

本記事では、とある会社員の男性が夜行バスを利用した際の「車内で困惑した出来事」についてご紹介します。

夜行バスで眠ろうと思っていたら…

こちらのエピソードは、会社員の50代男性が教えてくれました。

 


5年ほど前に、私が夜行バスを利用したときの出来事です。

夏季休暇中、私は帰省のために東京から関西方面行きの夜行バスに乗ることに。バスの車内は「これだったらゆっくり眠れそうだ」と思えるようなゆったりとした席

席に座って出発の時間を待っていると、座席からはみ出るくらいのかなりふくよかな男性が私の後ろに座りました。男性は席に荷物を置くと、私のほうへ来て「自分はいびきがうるさいのでご迷惑をおかけすると思います。耳栓を差し上げますので使用してもらえませんか」と声をかけてきました。

礼儀正しい人だなと思い「わざわざすみません」と言って耳栓を受け取ることに。すると男性は私だけでなく、ほかの乗客にも声をかけて耳栓を配っていたのです。私はますます礼儀正しい男性だと思いました。

バスが発車し、車内の照明が消えたので、私は眠ろうと思い目を閉じました。しかし「ゆっくり眠れそうだ」と思った私の期待は大きく裏切られることに…。

というのも、車内の照明が消えてしばらくすると、想像をはるかに超えたいびきが車内に響き渡ったのです。

私は男性からもらった耳栓をしてみましたが、全く役に立ちません。結局ほとんど眠れずにバスの中で過ごすこととなったのでした。

朝になり、後ろの席の男性は、車内の人たちに「すみません、いびき大丈夫でしたか?」と声をかけました。しかし、周りの乗客は誰も彼に文句を言いません

そうはいいつつも、乗客の顔を見ると、皆さんの表情は本当に疲れた様子。日本人の美徳をある意味勉強した一晩でした。ただ、その日一日は本当に眠く、しんどかったです…。

言いにくいことではあるけれど

夜行バスは移動中に睡眠をとる人がほとんど。そのようななかで大きないびきが響けば、周りの人も困ってしまうでしょう。

とはいえ、最初にいびきをかくことを申し出て耳栓まで配り、さらには翌朝に大丈夫だったかの確認までした男性に文句は言いにくいですよね。

今までも同じように夜行バスに乗車しても誰からも指摘されなかったのでしょう。しかし、あまりにもいびきがひどい場合は病気が隠れている可能性もあります。ご本人は気づいていないようなので、もしかしたら誰かが指摘してあげたほうがいいかもしれませんね。



提供:会社員/50代男性 など

※この記事では媒体で募集した体験談を掲載しています