1. トップ
  2. 大人が意外と間違える算数「平行四辺形の面積は?」【小学生の問題に挑戦】

大人が意外と間違える算数「平行四辺形の面積は?」【小学生の問題に挑戦】

  • 2024.4.27
undefined

 

小学生の時に誰しも学習したはずの、平行四辺形に関する面積を求める問題です。

「多くの小学生が正解できる、でも大人が間違えやすい…」という問題について一度、考えてみましょう。

今回は、図形の面積を求める問題を出題します。

問題

(問題)次の図で表される平行四辺形の面積は?

undefined

 

問題を解くポイントは、「高さ」をしっかり理解することです。

解説

この問題の答えは「15」です。

底辺3×高さ5=15で求めることができます。

ポイント

「6は使わないの?」と思った人もいるかもしれません。

そんな人のために、なぜ3×5で面積を求めることができるのか解説します。

対角線を引いて二つの三角形に分ける

undefined

与えられた平行四辺形は対角線を引くことで、底辺が3、高さが5の二つの三角形に分けられます。

二つの三角形の面積の和を求める

undefined

二つに分けた三角形の面積を求めます。

3×5÷2=7.5
7.5×2=15

ここで求めた15という数は、平行四辺形の底辺3×高さ5と同じになります。

まとめ

今回は平行四辺形の面積を求める問題をご紹介しました。

ここでご紹介したように、高さの線は図形の外側になることもあります。

図形の問題を試行錯誤しながら考えることは、脳トレにも有効です。

大人の皆さんも算数や数学の問題に今後もぜひ挑戦してみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文・監修:篠原尚斗

兵庫いぶき塾の塾長。

これまで15年以上、学習塾で教務部長や教室長として小学生から高校生まで算数・数学の指導を行っている。

兵庫県の中学生のための学習情報サイト“いぶきwebスクール”を運営中。


もう一問挑戦!「台形の面積」覚えてる?

大人が意外と解らない「台形の面積」→面積・体積の解説
大人が意外と解らない「台形の面積」→面積・体積の解説