出張先のホテルで…『506号室』に帰ると見知らぬ男が座ってる！？私「え！？」→直後、“怖すぎる真相”にゾッ

リーズナブルなホテルを発見すると「やった！掘り出し物を見つけたぞ！」と嬉しくなりますよね。しかし、中には「宿泊費が低価格なのはワケアリだから」という場合も。

本記事では、出張で泊まった安宿で起こった「身の毛もよだつ恐ろしい出来事」についてご紹介します。

506号室のルームキーで306号室が…

こちらのエピソードは、40代の女性が教えてくれました。

これは、5年前私が出張に出かけた際、実際に体験した出来事です。

私の勤めている会社は、出張の際のホテル代をあまり出してくれません。低価格のビジネスホテルに宿泊するのがやっとの金額です。

その時の出張先の土地には、常宿にしているビジネスホテルがあったのですが、運悪くそのいつものホテルが埋まってしまっていました。

仕方なく、近くにあったホテルに予約をとったのですが……この宿が問題でした。思えば、あのホテル、駅前なのに地域で1番の低価格で、しかも空いていたんですよね。予約する際に「何か問題があるな」と気づけば良かった。今さらながらそう後悔しています。

仕事を終え、チェックインして部屋に入りました。私が泊まったのは506号室。

荷物の整理をし、夕食の前に洗濯を済ませてしまおうとホテル内のコインランドリーへ。洗濯機を回している間、一旦休憩するかと思い自室へ戻り、ルームキーを鍵穴に差し込みました。

そして、ドアノブを回したのですが……なんと、部屋の中に20代くらいの男性が後ろ向きに座っていたのです！彼はスーツケースを整理しているようでした。

「え！？」と驚き、急いで部屋のドアを閉めて部屋番号を確認すると、306号室。

どうやら、私は階を間違えてしまったようです。「申し訳ありません！」と頭を下げ、大慌てでエレベーターへ戻ったのですが、そこでおかしなことに気づきました。

なぜ、506号室のルームキーで306号室が開いたのでしょう？

普通、ホテルのルームキーはセキュリティ上、全室別のものですよね。でも、506号室のルームキーで306号室が開いてしまうということは、もしかして同じカギをコピーして使っている……？

一気に恐ろしくなり、私は自室へ駆け戻り、部屋の中からチェーンをかけました。

当たり前です。もし同じ鍵なら、他の誰かが私の部屋をいきなり開けるかもしれません。そんなの怖すぎます！

コインランドリーから洗濯ものを取り出す時だけは仕方なく出かけましたが、それ以外は部屋から一歩も出ず、眠れない一夜を過ごしました。なんとか無事にチェックアウトできた時はホッとして泣きそうになったのを覚えています。

もちろん、会社の同僚にも「このホテルは危険だよ！」と情報共有しました。

最近、また同じ地域に出張に出かけましたが、そのホテルは既になくなっていました。

全室同じルームキーを使っている可能性があるホテルなんて、怖すぎますね。着替えの最中や眠っている間に、まったく知らない人が部屋に入って来る可能性があるのですから。盗難の危険もあります。

もしかして今までさまざまなトラブルが起きていたのでは……そんなことを考えてしまいますね。投稿者さんが無事で何よりでした。

提供：会社員/40代女性

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています