「何に見える？」あなたの“寂しさの理由”がわかる心理テスト

2024.8.1

なんとなく心の中にぽっかりと穴が空いたように感じてしまうことはありませんか？それは、もしかすると何かしらの理由で寂しさを感じているからかもしれません。自分にはしっかりとした居場所があるのに、どうして寂しくなるのかと思うかもしれません。では、あなたの“寂しさの理由”は何なのか、探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ハンドミキサー

2.一輪車

3.ウォールランプ

4.血圧計

1.ハンドミキサーに見えた人は「特別扱いされないから」

図形がハンドミキサーに見えた人は、特別扱いされないから寂しく感じてしまうのかもしれません。あなたは誰かから特別扱いされたいと心の奥底で望んでいるのではないでしょうか。特別扱いされることで、あなたはより自分の存在価値を感じることが出来るのかもしれません。今はそれがいまいち感じられていないのではないでしょうか。

このタイプの人は、目立ちたがり屋で注目されたい欲求がある人でしょう。少し子どもっぽいところもあるのかもしれません。「あなただから言うけど」とか「あなただけは違うから」など他の人とは違う特別な立ち位置であることがわかるような言葉掛けに心を掴まれてしまいがちかもしれません。

そういう特別扱いをされないと、あなたは自分の存在価値がわからなくなってしまい、どこか心許なくなってくるのではないでしょうか。それが寂しさにつながり、心にぽっかりとした穴が空いたような感覚になってしまうのでしょう。言葉にしてくれなくても、あなたのことを特別だと感じている人は、ちゃんといるのではないでしょうか。

2.一輪車に見えた人は「ひとりだけ頑張っているから」

図形が一輪車に見えた人は、ひとりだけ頑張っているから寂しく感じてしまうのかもしれません。あなたの周りの人が、あなたと同じ方向を向いてくれず、あなただけが頑張っているような状態になってしまっているのではないでしょうか。みんなで同じ方向を向いて一緒に頑張りたいという欲求が心の中にあるようです。

このタイプの人は、協調性が高くチーム戦を好みやすい人でしょう。頑張り屋さんですし、おそらくひとりでも頑張るという考えは持っているのですが、本心では一緒に頑張ってくれる人を求めているのかもしれません。だから、ひとりで頑張っていると感じると、どうしても寂しくなってきてしまうのではないでしょうか。

「一緒に頑張ろう」「ひとりで頑張らなくていいんだよ」などの声掛けに心を掴まれがちかもしれません。そういう人がそばにいると、とても心強さを感じるでしょうし、一気に寂しさはなくなりそうです。孤独な戦いは、あなたの心に穴を空けてしまいますので、向いていないのではないでしょうか。

3.ウォールランプに見えた人は「仲間に入りづらいから」

図形がウォールランプに見えた人は、仲間に入りづらいから寂しく感じてしまうのかもしれません。あなたは、まだ周りにそれほど馴染めていない感覚があるのではないでしょうか。仲間に入りたい気持ちはあっても、どうやって入ればよいのかわからず、気まずい気持ちを覚えているようです。

このタイプの人は、人見知りがあり消極的になりがちな人でしょう。みんな初めましての中であれば、勇気を出して声をかけていくことも出来るのですが、すでにグループが出来上がっているところに入るのは苦手そうです。人付き合いは嫌いではないため、仲間に入りたい気持ちはあっても、話題についていけないとか、名前がはっきりわからないとかで躊躇してしまうのではないでしょうか。

相手から名前を呼んでくれたり話しかけてくれたりすると、寂しさは和らぎそうです。ただ、なかなかそういう世話好きな人がいないと、あなたの寂しさは続いてしまうのではないでしょうか。時間が過ぎれば過ぎるほど、より寂しさが募ってしまいそうです。早めに自分から勇気を出して飛び込むことがいちばんの解決策なのではないでしょうか。

4.血圧計に見えた人は「みんなとの違いを感じるから」

図形が血圧計に見えた人は、みんなとの違いを感じるから寂しく感じてしまうのかもしれません。あなたは独特なセンスを持っており、個性的な人なのではないでしょうか。価値観がズレていたり、好きなものがコアなものだったりするなど、あまり周りの共感を得られないことが多いのかもしれません。

このタイプの人は、自分の世界観をしっかりと持っており、周りに流されない人でしょう。流行りよりも、自分の気持ちを優先しがちかもしれません。そのため、要所要所でみんなと自分が違うということを突きつけられてしまうのではないでしょうか。だからといって、無理にみんなに合わせたいということはなく、あなたはあなたを貫きたいようです。

ただ、それでも、違うということで少し寂しさを感じることがあるのではないでしょうか。みんなは同じ話題で盛り上がっていても、あなたはなかなか共通の話題で盛り上がれる人がいなかったりするのかもしれません。だからこそ、同じ趣味や同じ価値観を持った人を見つけた時には、とても気分が上がり、寂しさを忘れることが出来そうです。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。