夫「今日はおしゃれ着？デリケート？」→絶対音感の妻が放った“衝撃発言”に「めっちゃ好き」

日々の生活を便利にしてくれる家電の数々。軽快なメロディで食べ物を温め終わったことを教えてくれたり、素敵な声で「ご飯が炊けました」と伝えてくれたり、「音」にもこだわっている家電って多いですよね。

サックス奏者の立畠響介（@TatteSaxophone）さんが、洗濯機についてのご夫婦での会話をX（旧Twitter）に投稿すると、「素敵なご夫婦」「わかる」「これ好き」と話題になっています。

洗濯機についてどんなやり取りをされたのでしょうか？

こちらの動画を、音声ありでご覧ください！

わい「今日はおしゃれ着でいい？それかデリケートやっけ？」

妻「えーっと、、、ファの方！！」 pic.twitter.com/91L96PZdol
— 立畠響介 (@TatteSaxophone) April 22, 2024

「ファ」のほうとはいったい何…？と思ったら、洗濯メニューを選ぶボタンの動作音のことだったのですね！

こちらの洗濯機は、標準・おいそぎ・手造り・念入り・デリケート・おしゃれ着というモードにそれぞれ、いわゆる実音でいう「シ・ド・レ・ミ・ファ」の音が割り当てられています。「ファ」ということはこの日の洗濯は「おしゃれ着」モードが適していたようです。

洗濯機のモードの名前ではなく動作音で覚えていて、さらにその音を言うだけでパートナーさんにも伝わるなんて、素敵ですね！

「この音はシャープかフラットか」で議論！？

こちらを投稿した立畠響介さんに詳しくお話をお伺いしました！

---素敵な表現ですね。奥様も音楽家でいらっしゃるのですか？

「妻は音楽家ではありません。幼少の頃ピアノを習っていたことにより絶対音感を身につけています。中学、大学でバリトンサックスを演奏していたそうです」

---奥様もサックス経験者なのですね！日常生活の音を音階で表現することは洗濯機の他にもありますか？

「何かの合図に音階を使うことはありません。日常の中の電子音などがシャープやフラット（黒鍵の音）で流れてきた際には、その音がシャープに感じられたか、フラットに感じられたか、議論を交わすことがたまにあります」

---すごい…！具体的にはどんな会話になるのでしょうか？

「例えば、ソとラの間の音が聴こえたとき、ソのシャープで感じたか、ラのフラットで感じたか、曲の中ではないからこそ、小さな議論に発展する場合があります。議論というよりは感性の問題なのですが…」

---日常生活の中でそんな会話があるなんて、憧れます…！貴重なエピソードをありがとうございました。

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

わかりやす〜い！！！これ！！

これめっちゃすき

日立製の音がする

これを共有できる夫婦って素敵だなあ…。。

シドレミファ！
シーレファラーシドシー！
家電って音階で溢れてるから共有できると楽しそう

絶対音感のある方からは「これはわかりやすい伝え方！」と共感の声が集まっていました。

電子音を聴いて音階がわかるとは驚いてしまいますが、皆さんはこちらの洗濯機の動作音を聞いて、「ファ」だとわかりましたか？

取材協力：立畠響介（@TatteSaxophone）さん