電車の優先席で…男子高校生「別に譲らなくてよくね？席譲れアピール！？」松葉杖をチラ見するも…“衝撃の言動”に唖然...

本記事では、そんな「電車の優先席で出会ったかっこ悪い高校生たち」についてご紹介します。

露悪アピールに余念がない男子高校生たち

こちらのエピソードについて、30代の女性がくわしく教えてくれました。

10年ほど前、当時大学生だった私は、交通事故で足を骨折して松葉杖をついていました。

いつもは親に大学まで送迎してもらっていたのですが、その日は都合がつかず自力で帰宅をしなければなりませんでした。さらに、乗車した電車は、ちょうど高校生の帰宅時間とも被ってしまい席は全て埋まっていました。

あららタイミングが悪かったな…と思っていたら、優先席にまで男子高校生のグループが座っていて、松葉杖をついている私をちらりと見て、あからさまに目を逸らすのです。

優先席は向かい合わせの形になっているので、グループで喋るのにちょうどよく、譲りたくなかったのかもしれません。まあそれはしかたないなと思って、私は足に負担がかからないよう、壁に寄りかかるように立っていました。

すると、優先席に座っていた男子高校生の一人が半笑いで「別に譲らなくていいよね？」と一言。

それを聞いた他の子たちも、さあ続けとばかりに、ニヤニヤしながら口々に「これ見よがしに立っててウザ」「席譲れアピール？どっか行けばいいのに」と言い出しました。

こちらをチラチラ伺いながら、わざと聞こえるような大きめの声で会話を続けます。

制服を着ていたのでどこの学校の生徒かすぐわかるのに、怪我人相手にこの態度。妊婦さんや高齢の方にも譲ることなく、心ない言葉を言っていたのかなと思うと、学校だけでなく自分の品位を下げる残念な行為だなと思いました。

見かねた親切な方が席を譲ってくれましたが、この出来事以降、時間はかかりますがバスに乗るようになりました。

疲れた時などは、せっかく座れた席を譲りたくないという気持ちもわかるのですが、私は相手のことを考えて行動できる人間でありたいなと思いました。

高校生くらいの年齢だと、こういった露悪的な言動をかっこいいと勘違いしてしまうこともあるのかもしれませんね。もちろん常識的な高校生がほとんどですが、このように、ルールに外れたことをする自分を外部にアピールしたくなってしまう子や、中には大人になってまでやってしまう人がいるのも事実。

他人に迷惑をかけているだけでなく、周囲の人たちから「子どもじみていてかっこわる」「ダサすぎ」と滑稽に思われているということに、早く気づけると良いですね。

優しく常識的な乗客が、投稿者さんに手を差し伸べてくれてよかったです。この出来事から、我が身を振り返り反面教師にできる投稿者さんも、とっても素敵ですね。

提供：30代女性・大学生時代のエピソード

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています