出張帰りの新幹線で…自分の『指定席』に居座る3人家族！？「私の席なんですけど」→次の瞬間、父親の“衝撃発言”に絶句…

混雑する週末の新幹線。予定が決まっている場合は予め指定席を予約する方も多いのではないでしょうか？ しかし、時にはこの指定席を巡るトラブルが発生するようで……。

本記事では、とあるサラリーマンが土曜日の新幹線で遭遇した「指定席を巡る呆れてしまうようなトラブル」についてご紹介します。

新幹線で予約したはずの指定席に座っていたのは…

新幹線の指定席で起こったとんでもないトラブルについて、50代の男性が教えてくれました。

 

これは、5年ほど前、私が実際に体験したことです。

金曜日の夜まで出張先で仕事をしていた私は、週末を愛する我が家でのんびり過ごすため、土曜日の午前中の新幹線に乗っていました。

土曜日ということもあり、新幹線の車内は旅先へ向かう家族連れのお客さんで大賑わい！ 「あらかじめ指定席を確保しておいて良かったな」と思いながら、予約していた窓側の座席へ向かいました。

すると、なんということでしょう！ 私が予約していた席に小さな男の子が腰かけていたのです。3列タイプの座席だったのですが、男の子の隣にはその子の母親、そのまた隣の通路側には父親が座っていました。

私は「家族で旅行を楽しみたかったのに、3席続きの座席を予約できなかったのかな？」と思いました。私だって家に帰れば2人の娘の父親です。子どもと一緒に並んで座りたい気持ちは痛いほどわかります。

一肌脱ごうと思い、私は通路側に座る父親に、

「窓側の席、私が予約しているんですが、何なら席変わりますよ、どの席予約してます？」と声をかけました。

当然喜ばれるもの……そう思ったのですが、びっくりすることに、その父親はチッ！と舌打ちして「空気読めよ！」と私を睨んだのです。

私はさっぱり意味がわからずポカンとしてしまいました。

どうやら話をよく聞いてみると男の子は親の膝に座らせれば切符を買わなくて良い年齢だとのこと。つまり、この父親は切符を買わずに息子を乗車させた挙句、他人の座席を横取りしてちゃっかり座らせてしまったのです！ そこへ私が現れて座席交換を申し出たものですから、座る権利のない息子に席を与えていたことがバレてしまったのですね。

私は呆れ果ててしまいましたが、事を荒立てても仕方ありません。意味のわかっていない男の子にお父さんのカッコ悪いところを見せるわけにもいきませんしね。

とりあえず車掌さんを呼び事情を説明しました。車内はまだ満席になっていなかったので私は別の席を確保してもらい、無事座ることができました。舌打ちした男性は、しぶしぶ息子の分の座席料金を支払ったようです。

たまたま席が空いていたから良かったのですが、もし満席でこのシチュエーションだったらと思うと、あまり想像したくありませんでした。

未就学児は乗車料金無料で新幹線に乗れるけれど

「未就学児は新幹線の乗車料金が無料」というのはよく知られた話ですが、それはあくまで保護者の膝の上に乗せ、座席を使用しない場合に限ります。他人の席を奪った挙句、お金も払わず使用していたなんて本当に困ったことですね。

しかも、厚意で声をかけてくれた乗客に謝るのではなくチッ！と舌打ちするなんて！ 子どもの教育にもよくありません。お金を節約したかったとしても、ルール違反はNGです。

トラブルに巻き込まれてしまった優しい投稿者さんが、せめて楽しく週末を過ごせていたらいいですね。

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情報提供：出張で新幹線によく乗車するサラリーマン・50代男性

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています