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大人が意外と解けない数学「空白に入る数字は?」

  • 2024.4.8
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算数・数学の中でも「図形問題」は、ひらめきと論理の両方が必要なので脳トレにもぴったりです。

「問題を解くためには、どの情報が必要か」を考え、それを求めるために逆算をしていかなければいけません。

今回は、パズルのような面積の問題に挑戦しましょう。

問題

次の◻︎に当てはまる数を求めなさい。

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長方形の面積の求め方は「縦×横」ですよね。

今回の問題では、面積が分かっており、辺の長さを求めなければいけません。

一方の辺の長さが分かっていれば、割り算をすることで、もう一方の辺の長さが計算できます。

解説

今回の問題の答えは「4cm」です。

考え方の手順は次の通りです。

20cm2 ÷ 4cm=5cm

3cm+5cm=8cm

32cm2 ÷ 8cm=4cm

それぞれの計算式の意味を順に確認していきましょう。

まず、面積が分かっている長方形は、一方の辺の長さが分かれば、もう一方の辺の長さが計算可能です。

しかし、求めるべき長さ(◻︎cm)を含んだ長方形は、縦の長さが分かっていません。

そこで、右側の長方形から考えます。

「面積が20cm²、横が4cmの長方形」なので、縦の長さは20÷4=5cmとなります。

これによって、左側の長方形の縦の長さが計算できます。(3+5=8cm)

したがって、左側の長方形は、「面積が32cm²、縦が8cm」ということが分かります。

よって、横の長さの計算は、32÷8=4cmとなり、答えは「4cm」です。

まとめ

この面積に関する問題は、難しい数式の計算は必要なく、九九を理解しているだけで取り組むことが可能です。

発想力と論理力をバランスよく鍛えるのにオススメなので、ぜひたくさんの問題に挑戦してみてください!

※当メディアでご紹介する数学関連の記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまで一例としてのご紹介に留まることをご了承ください。


文・編集(監修):SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

図形の問題をもう一問どうぞ。

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