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大人が意外と悩む算数「20.8Lの水→何g?」

  • 2024.4.7

 

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日常生活の中で何気なく使っている「L(リットル)」という単位。

しかし、いきなり単位変換を求められたら自信を持って答えられるでしょうか?

今回は、大人が意外と悩んでしまう「単位変換」をテーマに問題を出題します!

問題

20.8Lの水の重さは何g?

20.8Lの水の重さをグラムで表します。直感でわかる方もいれば、「あれ?」と迷ってしまった方もいるでしょう。

解説

答えは「20,800g」です。

まず、1Lが何gになるのか、考えてみましょう。

 

水の密度を1g/cm3とすると、1cm3の水の重さは1gであることを意味する。

1L=1,000cm3、1L=1,000gになる。

※水の重さは、温度や気圧によってわずかに変わることがあるのでご注意ください。

それでは、20Lと0.8Lを分けて計算してみます。

20L
=20×1,000g
=20,000g
0.8L
=0.8×1,000g
=800g

あとは足し算をするだけです。

20,000g+800g

=20,800g

したがって、答えは「20,800g」でした。もちろん、最初から20.8×1,000gをしても答えは同じです。

水1Lは1,000gということを用いて計算しましたが、1,000g=1kgなので、水1Lは1kgと覚えると分かりやすいかもしれません。500mLのペットボトルで約0.5kg、1.5Lのペットボトルで約1.5kgですね!

まとめ

日常生活の中で、水の体積を表す「リットル」と、物の重さを表す「グラム」は頻繁に使われます。

これらの単位がどのように関連しているかを詳しく理解している人は少ないかもしれませんが、日常生活で使われる単位の関係を理解することは、さまざまな場面で役立つでしょう。

ただし、異なる液体では密度も異なるため、この計算は水に限定されるので注意が必要です。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文・編集(監修):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」