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大人が解けない算数「5,000,000cm³=?m³」小学5年生問題に挑戦!

  • 2024.3.19
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長さや面積は日常生活でもありそうですが、体積となるとどうでしょうか。

普段体積の計算を必要とする場面は、あまりないでしょう。

今回は小学校で習った体積に関する問題に挑戦し、単位変換の方法まで確認しましょう。

問題

5,000,000cm³は、何m³ですか。

この問題は、算数検定7級の問題から抜粋しています。

「cm³(立方センチメートル)」を「m³(立方メートル)」に変換する問題です。

1m³は何cm³か分かれば解けます。

解説

今回の問題の答えは「5m³」です。

m³とcm³の関係は次のようになります。

1m³=1,000,000cm³

これを覚えていれば、もちろん簡単に解くことができますが、覚えていなくても「どのようにして単位ができているか」を知っていれば、「1m³=1,000,000cm³」を導くことが可能です。

まず、長さの単位は日常でもよく使うので「1m=100cm」と多くの人が覚えているでしょう。

 

また、「1m³」という大きさは「1辺が1mの立方体」の大きさと同じです。この体積は「1m×1m×1m」の計算で求められます。

これを「cm」に直して、計算すると次のようになります。

1m³
=1m×1m×1m
=100cm×100cm×100cm
=1,000,000cm³
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「1m³=1,000,000cm³」というのは、桁も大きくなり、覚えるのも難しいですが、次の二つだけを知っていれば求めることができました。

・1m=100cmであること。
・「1m³」という大きさは「1辺が1mの立方体」

ちなみに、水1m³は1,000リットルになるということも合わせて覚えておくと、大きさのイメージがしやすくなるのではないでしょうか。

まとめ

体積の単位変換は、桁が大きくなり、丸暗記するのは難しくなってきます。

しかし、どのようして単位ができているかを知っていれば、すぐに導くことが可能ですね。

体積だけでなく、面積も同様なので、この機会に様々な単位変換を確認してみてください。

 

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文・編集(監修):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」