「約束された神回」「原作でもここが一番」次回、ハンカチ必須の最終回か【薬屋のひとりごと】

大陸の中央に位置するとある大国。その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。名前は、猫猫（マオマオ）。花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件―。
23話では猫猫がついに実の父、羅漢と対峙することに。軍師であり象棋も得意な羅漢に、猫猫は条件付きの象棋の勝負を申し込む。その条件とは、猫猫が勝ったら羅漢は緑青館の妓女を身請けすること。勝負の行方にハラハラする壬氏と高順が見守る中、勝利を重ねる羅漢だが、“毒”を仕込んだ酒を用意した猫猫の作戦は……。

猫猫、ついに羅漢と対面…！

ついに猫猫は羅漢と対面し、象棋の勝負を申し込みます。勝負は5戦中、先に3勝した方が勝ち。賭けの褒美は、羅漢が勝てば猫猫は羅漢の子に、猫猫が勝てば緑青館の妓女を身請けすることに…！さらに猫猫はルールを追加しました。3口も飲めば猛毒になるという小瓶の液体を3つの盃に入れ、負けた方がひとつを一息に飲む、そしてどんな理由でも試合を放棄したら負け、というもの。

象棋が得意な羅漢との勝負に勝算があるのかと思いきや、猫猫はあっさりと2敗…！壬氏と高順がハラハラと見守る中、盃も2杯飲み干しました。
娘に毒を飲ますまいと、3戦目はわざと負け盃を1杯飲んだ羅漢。するとその場にパタリと倒れてしまいます。猫猫が“毒”と言った小瓶の正体はアルコール。下戸だという羅漢は1杯で酔っ払い試合を放棄する羽目に。ここまで読んでいたのは流石の猫猫…！

羅漢の壮絶な過去が明らかに！？

意識が朦朧とする羅漢は、頭の中で幼少期からの人生を振り返ります。
「生まれた時から人間の区別がつかなかった」という羅漢は、碁と象棋にのめり込み、次第に人の顔が駒に見えるようになりました。成長してからは、家柄のおかげで長を任されるように。

ある日、妓楼で負けなしの鳳仙という妓女と象棋の対決をすることに。軍部で負けなしの羅漢でしたが、なんと圧倒的な負けを経験します。そしてふと鳳仙を見て驚く羅漢。「人とはこういう顔をしているのか」「まるで鳳仙花のような触れたらはじけそうな人を寄せ付けない目」と初めて顔の認識ができたのでした。

何年か碁と象棋をする関係が続きましたが、人気の鳳仙は値がつり上がり3か月に一度しか会えなくなりました。そして、再び碁で対決。試合に集中したいからと部屋に2人きりになった後、手が重なり羅漢と鳳仙は結ばれることに。

しかし羅漢は、親からの命令で遊学させられてしまうことに。同じ頃、鳳仙から「身請け話が破談になった」という文がありました。
半年ほどで戻れるだろうと思っていた遊学も、結局3年もかかってしまった羅漢。3年経って戻った羅漢の前に置かれていたのは、鳳仙からの大量の文と、なんと小袋に入った大人の指と小さな指…！
これを見て、鳳仙の身請け話が破談になった理由が今さらわかった羅漢は、雨の中走って鳳仙の元へと駆けつけますが、その壮絶な結末とは…。

今まで嫌悪の目で見られてきた羅漢ですが、実は鳳仙とは相思相愛だったことが明かされた今回。ただ運が悪くすれ違ってしまった2人の悲しすぎる運命に心が痛むような23話でしたね…！SNSでも、「イヤな人だと思ってたのに」「切ない」と、羅漢への印象が変わった人が多かったよう。また、最終話に向けての期待が高まっており、「（アニメ最終話は）約束された神回」「原作でもここ（羅漢編）が一番好き」などのコメントが集まっています。

果たしてどんな最後を迎えるのでしょうか。

薬屋のひとりごと
［タイトル］#23『鳳仙花と片喰』
［配信日時］2024年3月17日
［番組URL］https://abema.tv/video/episode/19-174_s1_p23
大陸の中央に位置するとある大国。その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。名前は、猫猫(マオマオ)。花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。

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【(C)日向夏・主婦の友インフォス／「薬屋のひとりごと」製作委員会】
ABEMA放送情報：
『薬屋のひとりごと』の最新話は、「ABEMAアニメチャンネル」にて毎週土曜日夜26時30分よりを無料放送。放送後1週間、最新話を無料で視聴できる。

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