意外と知らない『電車運転士のトイレ事情』→切実な悩みに「本当にキツイ」「バス運転手もこれ」

日々私たちの生活の足を支えてくれている電車。他の国の電車事情を見ていると、時刻ぴったりに来て目的地まで運んでくれることに感謝の気持ちが絶えません。

鉄道会社に勤める、鉄道会社は辞めるな君（@tetsudo_yameru）さんが、「運転士の熾烈な戦い」について投稿すると、同業の方から「わかります！」「本当につらい」と共感の声が集まっています。

いったい運転士さんは何と戦っているのでしょうか？

話題の投稿が、こちら！

〜乗務員の宿命〜

電車運転士は常にトイレとの戦い。
乗務前は必ずトイレに行き、乗務前に食べる量や水分量を抑える。
それでもやってくる突然の腹痛。
腹痛時の運転士を舐めたらいけない。
いつにも増してキレッキレなブレーキ操作を行う。
腹痛時の運転士の数秒は、耐え難い究極の苦痛なのだ。

— 鉄道会社は辞めるな君 (@tetsudo_yameru) March 27, 2024

運転士さんが戦っているもの……それはお手洗い事情！

確かに運転席にずっといて、運転に集中しなくてはいけない環境では逃れることはできないですもんね。

実際のところ、どんなふうにお手洗い休憩をとっているのでしょうか。投稿者さんに、運転士さんの事情について詳しくお話を伺いました。

3時間運転しっぱなしの時も！

---運転士として運転席には最長どのくらいの時間いらっしゃるものなのでしょうか？

「各鉄道事業者により異なりますが、最低でも1時間以上は運転をいたします。なお、1時間30分運転して4分休憩して再度1時間30分運転することもざらにあるので、実質3時間運転しっぱなしも当たり前のように行われております」

---それは大変すぎますね！急に具合が悪くなることもあるかと思いますが、どうしてものっぴきならない状態になった場合は、どうされるのでしょうか……？

「本当に本当にどうしようもない腹痛の場合は、運転席に備え付けの列車無線機で関係各所へ連絡の上で、代わりの電車運転士を手配します」

---良かったです。それでも「本当に本当に」という時なんですね。本当にいつもありがとうございます。

「わかりすぎる！」の共感の嵐

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

特に、同業である運転士さんたちからは「あるある」「わかる」の声がたくさん！

運転士やっている時2回ほど腹痛で無線入れて交代要請した事あるなぁ。幸い2回とも所属区最寄駅で予備さんと交代出来たが、そういう時に限っておいでなするのが所謂「予備長」と呼ばれる予備勤務大好きな先輩というオチ。

「朝イチで缶コーヒー飲まない」
これめっちゃ重要。
それでも朝一本目で長い行路にあたったときに腹痛なったときはホントキツいです

折返しや待ち合わせのタイミングで運良くトイレに駆け込めても今度は発車時刻との闘いなので入った瞬間から紙を2〜3セット用意しておくの自分だけ？

さらに、電車の運転士さん以外からも……。

バス運転士もコレ。 冬は特に水分控えてたわね。

バスだけど、折返し時間のないラッシュ時は本当にヤバい。
特に、片道十数分をピストンする路線で、片道走って折待ち数分、2時間後くらいにガツンと30分くらい休憩がある路線。

マジでコレなんよなぁ 乗務員じゃないけど、同じ界隈の人間としてとてもよくわかる

同じようにお手洗い事情に悩まされている方々から切実な共感の声が届いていました。

代わってあげたいけどそんなことはできるはずもなく……。正確で安全な運転をしてくれている運転士さんたちの苦労に報いるためにも、スムーズな運行を妨げるような駆け込み乗車などの迷惑行為は断固として慎みましょうね。

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取材協力：鉄道会社は辞めるな君（@tetsudo_yameru）さん

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